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『京阪神モダン生活』(橋爪紳也著、創元社)を読む。
昭和初期の京阪神におけるモダンなデザインのポスター、カタログ、パンフレット、チラシ等を紹介し、解説を加えている。
見開き2頁で一テーマという構成で、新案特許、暮らしの電化、ニュービジネス、郊外住宅、博覧会見物、百貨店、ファッションと多岐に渡っており、その時代、庶民生活が向上しつつある様子がよく分かる。
チラシやカタログといった用済みになればゴミとなってしまうものも、時代を経てレファレンスできるよう整理すれば価値を生む。本書においても時代考証のための貴重な資料の役割を果たしている。「大宅壮一文庫」の考え方とよく似ている。
筆者の橋爪氏は昨年、大阪市長選に出馬。市民とのタウンミーティングを重ねて市民の意見を取り入れる手法でマニフェストを作成した。そのマニュフェストも読んだが、氏が提唱する大阪再建の基本シナリオは、「大阪の既存のストック・潜在能力をできるだけ活用した、お金のかからない政治」。その考え方に私個人としては賛同していただけに、落選は非常に残念だった。次回の立候補も期待する。
昭和初期の京阪神におけるモダンなデザインのポスター、カタログ、パンフレット、チラシ等を紹介し、解説を加えている。
見開き2頁で一テーマという構成で、新案特許、暮らしの電化、ニュービジネス、郊外住宅、博覧会見物、百貨店、ファッションと多岐に渡っており、その時代、庶民生活が向上しつつある様子がよく分かる。
チラシやカタログといった用済みになればゴミとなってしまうものも、時代を経てレファレンスできるよう整理すれば価値を生む。本書においても時代考証のための貴重な資料の役割を果たしている。「大宅壮一文庫」の考え方とよく似ている。
筆者の橋爪氏は昨年、大阪市長選に出馬。市民とのタウンミーティングを重ねて市民の意見を取り入れる手法でマニフェストを作成した。そのマニュフェストも読んだが、氏が提唱する大阪再建の基本シナリオは、「大阪の既存のストック・潜在能力をできるだけ活用した、お金のかからない政治」。その考え方に私個人としては賛同していただけに、落選は非常に残念だった。次回の立候補も期待する。
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