ごまめ自家製うどん・274~2021.04.07
“九条葱ときざみ揚げのうどん”
九条葱があったので、きざみ揚げとで京風のあっさりうどんを・・。葱も揚げさんも主役なので、いつもより大きめに切って存在感をアピール、揚げさんはピッタンコ、葱はしおれるのでもう少し大きめでも、そして量も多くても良かったかも。こういう時は、山椒が利いた京都祇園の“原了郭の黒七味”がよろしおますな。
ごまめ自家製うどん・274~2021.04.07
“九条葱ときざみ揚げのうどん”
九条葱があったので、きざみ揚げとで京風のあっさりうどんを・・。葱も揚げさんも主役なので、いつもより大きめに切って存在感をアピール、揚げさんはピッタンコ、葱はしおれるのでもう少し大きめでも、そして量も多くても良かったかも。こういう時は、山椒が利いた京都祇園の“原了郭の黒七味”がよろしおますな。
☆☆☆☆
積読の中からひっぱり出して読む。というより、眺めてみる。ひとつひとつの詩にガブリエル・ルフェーブルの絵がついているので、正直言って詩集だけだと読み通すのは辛いけど、見開きの色に満ちた水彩画が目にはいってくると心穏やかに、詩のことはがしみいる。
「あどけない話」
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
智恵子は東京には空が無いという、これは単に「智恵子抄」と覚えていたのですが、詩集の中の一篇で「あどけない話」という題がついていっとは、恥ずかしい次第ですな。
しばらく、絵本っぽい本、彷徨ってみようと・・・・。