ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

第196.回・和泉ワンコイン寄席~2021.04.17

2021-04-17 14:14:14 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
第196.回・和泉ワンコイン寄席~2021.04.17
 
一、笑福亭飛梅・・・「看板の一」
久しぶりの飛梅さん。もうあれから13年ですか、貫禄の高座。余裕の噺っぷり。呑む打つ買うの男の三道楽の一つ博打の噺、ちょぼいち、サイコロ一つ、一から六の目で遊ぶ、じゃんけんではないですが単純なほど物事はおもしろおますな。

二、笑福亭伯枝・・・「試し酒」
今日は、先輩の円笑さんがトリで、伯枝さんモタレの出番。噺は私の大好きな伯枝さんの「試し酒」。お供の田舎者の素朴さが大好き、酒の飲みっぷりと酔いっぷり、まことによろしいな。今日から落語講座の生徒でおますので、いざ演じるとなると真剣に一つ一つの仕草をみる、するとやはり落語家さんって凄いですな、感心も得心もする一席でおました。

三、笑福亭円笑・・・「真田小僧」
出囃子にぎやかな「のっくあうとコロナ」という自作の歌にのって登場。80歳過ぎてもますますバイタリティ溢れるお元気いっぱいの高座、今上方では高座に上がられる最年長。声のハリ、肌のツヤ、話も艶っぽくてお元気そのもの。真田小僧もキン坊で演じる江戸落語、江戸弁の粋さがカッコいい。マクラも途中のアンコも即興でたっぷり入れて、失礼ながら頭もフル回転で現役バリバリ。上方で江戸落語が聞けるなんて、うれしおますな。
 
第196.回・和泉ワンコイン寄席
2021年4月17日(土)午後2:30開演
和泉シティプラザ
 
一、笑福亭飛梅・・・「看板の一」
二、笑福亭伯枝・・・「試し酒」
三、笑福亭円笑・・・「真田小僧」
 
次回・第197回。和泉ワンコイン寄席は、
5月15日(土)14:30開演
ゲストは、笑福亭大智さんと桂おとめさん。


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ごまめ自家製ラーメン・285~2021.04.17

2021-04-17 13:13:13 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん



ごまめ自家製ラーメン・285~2021.04.17

“野菜塩ラーメン”
嫁さんが作ってくれた野菜ラーメン、嫁さんに作ってもらったラーメンは文句なしに美味しおますな。

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笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・1~2021.04.17

2021-04-17 13:13:13 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝


笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・1~2021.04.17

ついに落語しゃべります、五十の手習いというのがありますが、寿命が延びた昨今、七十の手習いでおます
講師は、ワンコイン寄席で馴染みの笑福亭伯枝さん、基礎からきっちり教わりたいと思います。

本日、第一回目、生徒さんは八名。結構若い方が多く、女性もお二人。ご自分で選んだ演目は「時うどん」「初天神」「つる」「酒の粕」そして私の「青菜」でおます。

まずは、台詞を覚えることと、全員にワープロ打ちしたものを渡される。
そして①大きな声で、②上下(かみしも)を深く切る、③人物によって声は変えない(声色になるな)
の注意点など、優しく事細かにご指導していただく。

「植木屋さん、植木屋さん、あんた、もう、仕事は済んでやったんかいな」・・・「弁慶!」まで頑張って覚えんとあきまへんな‥でも、たのしみでおます。

 


先生の笑福亭伯枝師匠

 


本日のごまめ
伊勢木綿の格子の着物とSOUSOUの靴下に菱屋のカレンブロッソ草履

 

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下山の思想~五木寛之

2021-04-17 06:06:06 | 本の少し

 

☆☆☆

人生において目標の山に向かっての登山だけではなく、山から下りる時の下山も大事だと説く。今我が国も、下山の時代にはいった、なすすべもなく崩壊していくのか、起死回生のエネルギーを発揮して軟着陸を遂げるのか。今や国境なき放射能やコロナウイルスの時代に、一国だけの興亡はありえない。しかしどんな時代にも、それ相当の人間の営みがある。こんな時こそ、のんびりゆっくりと下山しようと、そのヒントなるべきことが次々書かれている。

太陽も、朝日として昇り、夕日として西のかたに沈んでいく。朝日にかしわ手を打つのが神道で、西方の空に沈む夕日に合掌するのが仏教だと、どちらにも頼る私たち両方に感謝しなければといそがしいですな。

この国は、震災による放射線、新型コロナによる感染症、無策な我が国の政治、すべてに評論家と化した国民、恥ずかしながら二度目の敗戦を迎えたのではないか、国と国との戦いではなく、別の戦いに負けようとしている。

人間というものは、自分が欲する現実しか見ていない。レンズの焦点のようなものだ。したがって全体を見渡せているつもりでも、実はみたいものしか見ていない。心の欲しないものは焦点外にあって、ぼんやり映っているだけだ・・・。

煩悩とは、「身のわずらい、心のさわり」のことである。

郷愁にひたるためには、まず年寄りでなくてはならない。過去に少なくても半世紀ちかい記憶の集積がなければ無理である、それはある意味で至福の時間でもある。

ゆっくり、のんびり、と下山したいもんでおますな。

 

 

 

 

 

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