ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

案じるより団子汁~小林聡美

2021-11-13 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

小林聡美さんが丁度結婚した1996年の時の本、15年後には離婚するんですが、この時は照れながらもルンルン、今の色はと聞かれると、バラ色とキッパリと答えていました。元々、地方放送のラジオ番組「小林聡美の東京100発ガール」を文章におこしたもので、抱腹絶倒の早口喋り、読んでいてこれほど楽しいんだから、生の声で聴いたらもっと面白かったんでしょうな。

桃井かおり、もたいまさこ、別所哲也、群ようこ、さんの対談も収録されていて、癖のあるゲストでおもしろおます。この後、続々と出てくるエッセイ、順次読んでみますわ。



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恋する民俗学者・2 田山花袋編~大塚英志・原作、中島千晴・漫画

2021-11-12 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆☆

恋する民俗学者・2、今回は主人公が柳田國男から田山花袋に、そこへ与謝野鉄幹や与謝野晶子などが絡んでくる。戦争、日露戦争がはじまり花袋は従軍する。文学と恋愛、そして戦争、自らもがきながら世の中は大きく渦巻く。

中で、気になったのは「題詠」と「日常詠」。詩のような恋をせねば書けぬ詩など詩ではない、と。よく考えれば私の短歌はすべて「題詠」、自然に感じ湧き上って詠う「日常詠」は皆無。なぜかと考えると「題詠」は心の底を丸裸にしなくても良くて、「日常詠」はそれを詠おうと思った時点からすべてさらけ出すようで、恥ずかしさがあるからかも・・・。
私にとっては「日常詠」を詠むことは、非常に勇気のいることでおます。



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茶房 茶蔵・久米田池~2021.11.11

2021-11-11 16:16:16 | 街で
茶房 茶蔵・久米田池~2021.11.11

今日は腰の調子が良いので、夕方前に久米田池へお散歩。
この前見つけた、「茶房 茶蔵」さんへ。
茶蔵さんの珈琲は、コクはあるけどスッキリ、実は珈琲苦手な私でも美味しく頂ける一杯でおます。

②、本を持ち込んで飲んでいます。
テーブルの節、この頃見かけんようになりましたな。
③、三時過ぎの店内
ゆっくりした時間を独占して過ごせます。
④、茶房 茶蔵・久米田池
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ごまめ自家製うどん・467~2021.11.11

2021-11-11 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・467~2021.11.11

“小松菜あんかけ”

昨晩の小松菜と薄揚げの炊いたんをつかった“あんかけうどん”、お出汁はあっさり目にしてあんかけに、生姜を多めに入れていただく、今日も雨模様で寒い一日、こんな日に“あんかけ”はそれだけでごちそうでおます。
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生贄探し~中野信子・ヤマザキマリ

2021-11-11 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆☆

人間とは困った生き物だと。
例えば、他人が失敗したり、不幸に陥ったときに、思わず湧き上がってしまう喜びの感情を残念ながら人間はもっています。これをドイツ語由来の学術用語でシャーデンフロイデという。「シャーデン(損害)」+「フロイデ(喜び)」。また、人間の脳は基本的には人間同士を近くにいさせたがるように作られているが、一方近づきすぎると傷つけあうようにセットされています。やっかいですよね。脳は、誰かと比べないと幸せを感じられない。「他人の不幸」は蜜の味。コロナ禍で大変と思いながら、特定の人に「10万円支給」と聞けばそれは救済ではなく、特定の誰かが得をするように見えて、不公平感や不条理性を痛感させる「残念な気持ちのバラまく行為」と感じてしまう小市民でおます。

そして、コロナ禍が「正義中毒」を全国に蔓延させたと。人々の脳は、社会のルールを破る相手を見つけては制裁を加え、あたかも自分が正義の味方になったように大満足を感じている。日本語での正義は「世のため人のため」ということで「自分よりみんな(群れ)を優先する」それが感染拡大を抑えられてきたかもしれないが、いったん感染でもしようなら村八分状態で、いじめのようなバッシングが起こる。基本的には日本のネット民は、実名制のフェイスブックでもインスタグラムでもなく、匿名のツイッターを好むとか。ほんとファッション化している「正義」、このコロナ禍でこの歪を顕著にしましたな。

暴走する脳と、考えさせられる、一冊でおます。


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ごまめ自家製うどん・466~2021.11.10

2021-11-10 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・466~2021.11.10

“カレーうどん”

昨晩のとんかつが残っていたので、カレーうどんを。こってりしたカレーに肉厚のとんかつ美味しおましたが、青いもの、ねぎ等がなくて、やはり麺類にねぎ類がないのは画竜点睛、やはり頼りないもんですな。
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寄る年波に平泳ぎ~群ようこ

2021-11-10 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆☆

今回は、泳ぎつながりでバタフライから平泳ぎで、群ようこさんのエッセイ「寄る年波に平泳ぎ」を読む。

まさに同年代で断捨離や世の中への不満や嫌悪、まさに等身大であるあるの連続。少し違うのは、私が結婚しているのと、両親が四人ともすでに居ないこと、お金がそんなにはなく、今は猫もいないこと。
でも、群さん、認知症の親が居られて過剰にお金に執着心があるなんて、この歳になって辛いことですな。

私は控えめに、散歩人生と名乗っているようにあっちへふらふらこっちへふらふらと、淡々と暮らしていこうでおます。


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ごまめ自家製焼きそば・465~2021.11.09

2021-11-09 13:13:13 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製焼きそば・465~2021.11.09

“ソース焼きそば”
懐かしの“名城の焼きそば”、何年ぶりでしょうか。あの粉ソースの焼きそばです。具沢山で作ったんですが、麺が硬くて水を入れてもなかなか解けなくて苦労する。最近発売された半生麺とはだいぶ違う。でも根気よく混ぜ炒めているとだんだん野菜になじんで出来上がり、お味は20年前と同じ・・・懐かしい味でおました。


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淀川でバタフライ~たかのてるこ

2021-11-09 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆

おもろい女性エッセイストのオカンはみんなおもしろおます。たかのてるこさんのオカンももちろん、その親子喧嘩の頻繁に起こるが、その原因のたわいのないこと、そしてそのオカンの開き直りの言いぐさはおもしろさ。
「初々しい」を「ハツハツしい」と読んで、間違いと指摘しても「ウイウイしい」と「ハツハツしい」は別もんだと。「草かんむりも知らんのか」という娘に「知らんなぁ。別にそんなもの知らんでも、今まで困ったことないしぃ。まあ、そんな大事なことを教えてくれた日に限って、私はたまたま学校休んでたんやろうなぁ。」この物言い、よろしおますな。「うかんむり、は」「りっしんべん、は」・・「知るわけないがや、学校休んでた日のことなんやから・・私はなぁ、子供の頃、体が弱かったんや」、絶対、非を認めないオカン。

この娘やから高校の時、十三大橋の上から20m下の淀川にダイビング。
ハチャメチャな、たかのてるこさんの抱腹絶倒のエッセイでおます。





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ごまめ自家製うどん・464~2021.11.08

2021-11-08 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・464~2021.11.08

“天ぷらうどん”


昨晩の残った天ぷらを温めなおして、うどんに載せる。お出汁はめんつゆで天ぷらにも合うように江戸前に・・・。残っている天ぷらは、茄子にエリンギ、ニンジン、鶏肉、カボチャにさつまいも、おつゆに濡れてふやけた天ぷらも美味しいもんでおます。
②、残っている天ぷらは、
茄子にエリンギ、ニンジン、鶏肉、カボチャにさつまいも。
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第29回・はごろも寄席~2021.11.07

2021-11-07 14:14:14 | 笑福亭松喬一門

第29回・はごろも寄席~2021.11.07

本日は、久しぶりのはごろも寄席、この会、お客さんが13名以下なら開催されず、はたまたコロナ禍で人数制限しているので20名までと、なんか選び抜かれたお客様で埋め尽くす。

遊喬さん、マクラで新居に引っ越しして奥様のお母様とも同居、マスオさん状況、それと先週あった朗読劇「ハンカチ」への出演の騒動の件、まあ慣れぬことが続いていますな。

落語は、「看板の一」、「住吉駕籠」の半ばまで、でも落語を演じ初めて、やはり声の大きさ、はっきりした目のうごき、そして間、すべて完璧にしないと情景、絵が、浮かんでこないなど、何かを盗み取ろうと真剣に聞いた一時間。
やはりどっしりと構えてゆっくり喋る、急いで良いことは何もありませんな。

はごろも寄席、次回は来年夏までないらしいですが、年4回ほど開催してほしいですな。



第29回・はごろも寄席
2021年11月7日(日)午後2:00開演
大阪府羽衣青少年センター


一、笑福亭遊喬・・・「看板の一」
二、笑福亭遊喬・・・「住吉駕籠」







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オズの魔法使い・劇団かんふぁ~2021.11.07

2021-11-07 11:11:11 | 街で
「令和版・オズの魔法使い」・劇団かんふぁ~2021.11.07

「令和版・オズの魔法使い」・劇団かんふぁ
2021年11月7日(日)①11:00、②15:00開演
和泉シティプラザ・弥生の風ホール


初めて、子供向きのミュージカル劇団かんふぁの「令和版・オズの魔法使い」を観る。落語仲間のごまきなこさんが出ておられてるので、素晴らしい女優ぶりを観に、西の魔女役ですがなかなか存在感のある舞台、落語と共に器用にこなされる。
ドロシー、トト、シルバーなど主なる役どころの方はしっかりしていて、第一にセリフが明瞭、言葉の内容がストレートに伝わる。大きな舞台での役者さん、ましては相手はおこちゃまたち、その子供たちの気持ちをつかむとは、なかなか難しいことにチャレンジされてますな。

でも、二時間の舞台、そして二回公演、お疲れ様でした。



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ごまめ自家製うどん・463~2021.11.06

2021-11-06 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・463~2021.11.06

“きつね黄そば”

麺は隠れてますが、中華麺、俗言う“黄そば”でおます。残っているもやし、九条ねぎに短冊に切ったきつねのお揚げさんを、食べると三位一体、不思議なぐらい調和しているこれをつないでいるのが和出汁、出汁がすべてを包み込んでいますな、やはりこれは“黄そば”ですな。





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ニューノーマル妄想国語辞典~野澤幸司

2021-11-06 06:06:06 | 本の少し
☆☆☆☆

前に読んだような気がしたのですが、実際は第三弾。

言葉のもっている世界の拡がりを感じさせてくれる本。
短歌にも、落語にも、つながる、クスリと笑える本。
言葉の後に続く、【意味】、でオチにつながる。s

前回と同じようにお気に入りの言葉を・・・

あんまテレビ観ないんで・【意味】会話が終わってしまうこと
会ってもらいたい人がいるの・【意味】恐怖の報告
下半身は部屋着・・・・・【意味】相手を欺くこと(リモーソウ)
銀座で食べたら〇〇円くらいする・【意味】意味のない仮設
サービスエリアの生ビール・・【意味】誰か一人が犠牲になること
殺人現場に漬物石・・・・【意味】無視できない存在
自分探しの旅・・・・・・【意味】暇を持て余している様
写真うつりいいね・・・・【意味】100%喜べないこと
ぜんぜん怒ってないよ・・【意味】だいぶ怒っていること
ただいま電話が大変込み合っております・【意味】どれだけ挑戦しても報われないこと
厨房からレンジの音がする【意味】ちょっと残念な気持ち
電池が切れかけたリモコン【意味】意思が通じないこと
別居からの復縁・・・・・【意味】奇跡の大逆転
ポテサラがうまい居酒屋・【意味】期待が持てること
周りがみんな年下・・・・【意味】時の流れの恐ろしさ
もう少し早く出会っていたら【意味】思わせぶりな様

第二弾もあるようなので、すぐに取り寄せなければ・・・。






 
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丸亀製麺・和泉中央店~2021.11.05

2021-11-05 11:22:33 | うどん・蕎麦・そうめん
丸亀製麺・和泉中央店~2021.11.05

“肉うどん”

近くの和菓子屋さんまで、お遣い物を求めてきたので帰り道の丸亀製麺で昼食。迷いましたが、やはりここは“肉うどん”を、薬味も、お出汁も自分で入れる讃岐スタイル。お出汁遠慮して入れたのが少なかったのか途中で天かすばかり目立ってきたので、厚かましくもお出汁を追加、こんな時セルフって気兼ねなしに、自分の思いのままで食べれるのでよろしおます。

でも、昼前過ぎて、少しお出汁がぬるめ、少しガッカリでおましたな。

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