愛媛滞在中の散策路として重信川の堤防上の管理道をよく利用します。この重信川は水量が少なくほぼ砂利で覆われた天井川ですが、その川にもかつて沈下橋がありました。今は多くの橋が架かって沈下橋は姿を消していますが、散策中にいくつかの沈下橋の跡を見ることが出来ます。この日、その一つを訪ねてみました。〔2月13日(木)〕
↓ 左岸側の堤防から川原に向けて延びる沈下橋跡がきれいに残っています。
↓ 河川敷から続く氾濫原にも沈下橋跡が明白に残っています。
↓ 土砂の溜まった水路跡にも沈下橋跡の一部が露出しています。
↓ 辿ってきた沈下橋の跡を振り返ってみました。
↓ 川の中央部は治水工事が施されて沈下橋跡は撤去されています。かつてこの川に殆ど橋がなかった時代には、住民から「堰堤」と呼ばれていた沈下橋が川を越える生活道として重宝されていました。