雨の一日を予想していましたが、今日の広島は時折晴れ間も見える雲行きでした。とは言え変わり易い天気ゆえに自重してステイホームを決め込んいましたが、午後になっても変化がないので車を駆って夏の湿原の花々が咲き始めている北広島町の霧ヶ谷湿原を訪ねてみました。旧芸北町に入ると空模様が変って小雨交じりのガスに巻かれていました。八幡高原に上がって行くとガスは濃くなり10メートル先が見えない濃霧の世界となっていました。この天気甘くないですね!〔7月11日(土)〕
↓ 濃霧に巻かれた霧ヶ谷湿原です。ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)が霧の霞んでいました。
↓ 夏の霧ヶ谷湿原を代表するハンカイソウ(キク科メタカラコウ属)が濃霧の中に既に咲き誇っていました。
↓ 晴れていれば蝶や小さな昆虫たちが蜜を求めてハンカイソウに集まってくるのでしょうが、小雨交じりの濃霧の中ではそんな姿を見ることは叶いませんでした。
↓ アブラガヤ(カヤツリグサ科アブラガヤ属)も湿原を代表する植物です。
↓ 一際濃い霧に巻かれた霧ヶ谷湿原です!
↓ 湿原に流れる川に影を落とすのはノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)です。
↓ 湿原の中に夏の水生直物が咲き始めていました。これはクサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)とサワヒヨドリ(キク科ヒヨドリバナ属)のコラボです。
↓ この日は名前の通りの霧に巻かれた湿原でした!
この他多くの花々に出会いました。それらの詳細は日を改めて別途ご紹介申し上げます。