近所中ノラ犬だらけのソフィアですが、時々かわいいと思えるのは猫たちです。といってもやはりノラですが・・・
よく見かけるノラの多くは黒トラや黒で、たまにグレーや長毛種のノラちゃんもいます。
猫はブルガリア語で「コトカ」。日本の女の子の名前にもありそうな感じです。彼らは(といっても名前はやはり女性形ですが)どうやって生きているのでしょうか?
まず、ごみが豊か(?)にあるのでそこから食べ物をさがせます。冬の間は、鉄製の大きなごみ容器にペチカ(まきストーブ)の灰を捨てるため、残り火がごみに燃え移り、猫たちにとっては危険なのですが、今は大丈夫。ノラ犬もこのごみ容器には登ってこれないので安心してえさをさがしています。
そして、ソフィアにはオープンカフェがいっぱいあります。そこで、お客の足元にちょこんと座っておこぼれをちょうだいするという、魂胆見え見えの猫たちがいっぱいです。
ジェンスキーパザールという、ソフィア中心部の大きな市場の端から少し行ったところに行きつけのメハナがあります。メハナとはいうなればブルガリア式レストラン。陳列されている食べ物を選んで、外のテーブルに持っていって食べます。
先回はお気に入りの「ピレ・イ・ゼレ(鶏肉とキャベツのオーブン焼き」と「スパ・ナ・ピレ(鶏肉のスープ)」、今回はあまりに暑かったので「タラトール(ヨーグルトときゅうりの冷製スープ)」と「ムサカ(ブルガリア風オムレツ)」でした。ちなみにここの「シュケンベ・チョルバ」も手軽でおいしいのです。
食べていると、必ずやってきます。このメハナの影の住人が。黒猫です。足元に来てすりすりするでもなく、こちらを期待に満ちたまなざしで見つめながら座っています。ウエイトレスたちに気づかれないように、すこしおすそ分け。食事が終わったのがわかったら、次は別のテーブルでおねだり。この「待ち加減」がこの猫の、このメハナでの「ねだり道」(!?)をよく表している気がしました。本当に賢い。
(ちなみにこのメハナのウエイトレスたちは猫がいつもおねだりしていることを知っています。「この猫はいつもここで待ってるのよね。」って言ってました。たぶん、客がおすそ分けしているのもばれていることでしょう。)
そこへ、この猫の子供らしい(といってももう大きくなっているのですが)黒猫が登場。でもこちらは警戒心が強く、客との距離感がいまいちでした。「おぬしはまだまだよの~」と心の中で思うのでした。
猫たちも、はとやすずめも、そしてかなりの数の人が(!!?)、人に物を乞うことで生計を立てているブルガリアでの一場面でした。
よく見かけるノラの多くは黒トラや黒で、たまにグレーや長毛種のノラちゃんもいます。
猫はブルガリア語で「コトカ」。日本の女の子の名前にもありそうな感じです。彼らは(といっても名前はやはり女性形ですが)どうやって生きているのでしょうか?
まず、ごみが豊か(?)にあるのでそこから食べ物をさがせます。冬の間は、鉄製の大きなごみ容器にペチカ(まきストーブ)の灰を捨てるため、残り火がごみに燃え移り、猫たちにとっては危険なのですが、今は大丈夫。ノラ犬もこのごみ容器には登ってこれないので安心してえさをさがしています。
そして、ソフィアにはオープンカフェがいっぱいあります。そこで、お客の足元にちょこんと座っておこぼれをちょうだいするという、魂胆見え見えの猫たちがいっぱいです。
ジェンスキーパザールという、ソフィア中心部の大きな市場の端から少し行ったところに行きつけのメハナがあります。メハナとはいうなればブルガリア式レストラン。陳列されている食べ物を選んで、外のテーブルに持っていって食べます。
先回はお気に入りの「ピレ・イ・ゼレ(鶏肉とキャベツのオーブン焼き」と「スパ・ナ・ピレ(鶏肉のスープ)」、今回はあまりに暑かったので「タラトール(ヨーグルトときゅうりの冷製スープ)」と「ムサカ(ブルガリア風オムレツ)」でした。ちなみにここの「シュケンベ・チョルバ」も手軽でおいしいのです。
食べていると、必ずやってきます。このメハナの影の住人が。黒猫です。足元に来てすりすりするでもなく、こちらを期待に満ちたまなざしで見つめながら座っています。ウエイトレスたちに気づかれないように、すこしおすそ分け。食事が終わったのがわかったら、次は別のテーブルでおねだり。この「待ち加減」がこの猫の、このメハナでの「ねだり道」(!?)をよく表している気がしました。本当に賢い。
(ちなみにこのメハナのウエイトレスたちは猫がいつもおねだりしていることを知っています。「この猫はいつもここで待ってるのよね。」って言ってました。たぶん、客がおすそ分けしているのもばれていることでしょう。)
そこへ、この猫の子供らしい(といってももう大きくなっているのですが)黒猫が登場。でもこちらは警戒心が強く、客との距離感がいまいちでした。「おぬしはまだまだよの~」と心の中で思うのでした。
猫たちも、はとやすずめも、そしてかなりの数の人が(!!?)、人に物を乞うことで生計を立てているブルガリアでの一場面でした。