熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

食虫植物「ハエジゴク」の不思議

2011-09-02 09:09:12 | 日常の出来事・雑感
先日観に行ったBBC製作のドキュメンタリー映画「ライフ」でも取り上げられていた北米原産の食虫植物「ハエジゴク」


この植物のすごいところは、虫を捕捉する葉に“センサー”の役目をするトゲがあって、20秒程度の間に2回このトゲに触れると一気に葉が閉じて、虫を捕捉するところ。まるで植物の形をした動物のようだ。
丸印がセンサーの役目を果たすトゲ


更に驚くのは、寄ってくる虫を捕捉してばかりでは取り尽くしてしまう。そこで、葉から30cmくらいの高さに茎を伸ばし、花を咲かせて虫に蜜を与え、同時に授粉の手助けをして貰うという。 
葉では虫を捕らえ栄養にし、花では虫に蜜を与え花粉を運んで貰う、実に賢い両面作戦で生きている。


他にも食虫植物はあるが、ほとんどは匂いにさそわれた虫が穴に落ちたり、粘着物に触れて逃げられなくして捕捉するもので、これほど能動的に虫を捕らえる植物は、このハエジゴクくらいらしい。
「ライフ」では接写撮影を中心に虫が捕捉される様子を詳しく映像に収めている。実に興味深い映像だった。
(画像はWikipediaから引用)

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男の手料理~野菜たっぷりメンチカツ

2011-09-02 08:31:01 | 男の手料理
ちょっと手間はかかるが、多めに作って残りは冷凍庫へ。2,3食分作り置きします。必要なければ以下材料は半分程度に。

材料:合挽き肉600g、キャベツ1/2個、玉ねぎ1個、人参1本、ピーマン2個、卵1個
(この分量でメンチカツ11~12個分)


キャベツは千切りにし、1cm程度に刻む。玉ねぎ、人参、ピーマンはみじん切り。


挽肉に卵、塩、胡椒を加えよく混ぜ合わせる。次に全ての野菜を加えよくかき混ぜる。
パン粉1カップを加え更にかき混ぜたら、冷蔵庫に入れて冷やしておく。


メンチカツ1個分相当の肉種を取り両手でたたいて空気を抜いたら形を整える。小麦粉を良くまぶしたら溶き卵にくぐらせパン粉を付けて油で揚げる。
  

食べやすい大きさに切り、皿に盛り付けて完成。とんかつソースでいただきます。


残りは、1個ずつラップに包み冷凍保管しておきます。
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「ライフ」~いのちをつなぐ物語

2011-09-01 14:48:26 | 日常の出来事・雑感
今日封切られたドキュメンタリー映画「ライフ」を観てきた。
イギリスBBCが6年掛け特殊撮影技術も駆使しながら、「命をつなぐ」をテーマに、野生に生きる動物たちの親子の愛情や生きていくことへの執念を映像に収めたもので、動物好きにはたまらない映画だ。

特に印象深かったのが中米のジャングルに棲む蛙。落ち葉に産んだ卵がオタマジャクシになると、親蛙は一匹一匹背負って10m近く木を登り、木の葉の水溜りまで運んで行く。そこでオタマジャクシは成長し巣立って行く。
オタマジャクシの餌は親が産み落とした無精卵。オタマジャクシの数はさほど多くないようだが、一匹ごと水溜りの場所は異なる。親蛙はその場所を覚えていて一定の間隔で無精卵を生み落とす。
親蛙の行動もさることながら、オタマジャクシが親の背中に乗る行動もDNAに組み込まれているのかと思うと驚く。

天敵のいない氷原で出産し氷点下30度、風速30mのブリザードから盾になって子供を守る親アザラシの姿も感動的だった。

次は、ミズダコの話し。産卵した後、6ヶ月間何も食べずに卵に新鮮な海水を送り続け、卵がかえることを見届けてひっそりと死んでいく。たかがタコと思いがちだが、このシーンも本能とは言えなかなかの感動シーンだった。

これ以外にも、様々な生き物の生態が映像に収められている。

動物目線で捉えた特殊撮影映像も見事だった。

松本幸四郎と松たか子によるナレーションの最後は、「動物たちの命、そして人間の命、全ての命が豊かな生を受けるためには地球が人間のものだけではないことを忘れてはならない。確かな事は、みんながこの地球を分け合って生きていると言う事」で締めくくられていた。
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