読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

庭の山茶花を描く

2014年01月16日 | 水彩画

◇ 今を盛りと咲きほこる山茶花
  庭のサザンカは今が盛りの状態。枝を切って花瓶に挿して描くのもいいが、木にある
 状態で描いてみた。
  山茶花を文字通りに読めば「サンザカ」であるが、さざんかの方が落ち着くせいか、
 「さざんか」になったようだ。

  「綿密な観察と大胆な省略」私にとって永遠のテーマ。花弁はもちろんであるが、独特
 ののこぎり状の葉縁、厚みのある濃密な濃緑の葉、立て込んだ葉群、あどけない蕾等々
 観察するだけで課題が山積していく。
  やはり主役は花。満開状態に咲き切ったもの、これからという人待ち顔の花、今に見て
 おれと満を持している蕾。
  前面の葉とその後ろにある葉は当然色合いも、鮮明度も違うということを幾分強調して
 描く。ツヤツヤした葉のハイライトは独特である。

    
      Clester F6

   (以上この項終わり)

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