読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

お台場からレインボーブリッジを描く

2019年07月06日 | 水彩画

◇ 「レインボーブリッジ」をお台場から描く

  
     SIRIUS  F10
     先月の最終木曜日。水彩画教室の有志でお台場に写生に出かけた。
  梅雨時に珍しく天候に恵まれて、真夏日に近い暑さだった。
  電車の信号事故などで2時間近くかけて着いたゆりかもめ「台場」駅は中国人、台湾人など東南アジア
 系の人たちでいっぱいだった。

  そんな中、安直な選択であったが、ホテル日航近くのお台場の高台から見たレインボーブリッジを描く
 ことに。
  動きのあるものといえば運良く通りかかった二艘の船だけ
  当日は所要のためにわずか1時間のスケッチだけで、しかししっかりと印象を記憶にとどめてお台場を
 後にした。

  後日写真を頼りに記憶を呼び覚まして10号に描いたのがこの絵。なんだか締まらない絵になってしま
 った。
  雲は別に保存してあった魅力的な雲の写真から拝借した構図。雲は影の部分がむつかしい。
  背景のビル群は思い切って窓など細部を省略し淡い色に。橋の索條や枠組みなどはしっかり描かないと
 橋にならないので気を使った。
  海面はほとんど波もない穏やかな水面であったが、わずかに揺らぎがあり、この表現には悩んだところ。
  ブリッジの奥に見える塔は東京タワーである。

  それでも仕上がった絵がなんとも締まらないのはどうしてだろうか。主役のブリッジの自己主張が足り
 ないのだろうか。

                                     (以上この項終わり)
    

 


 

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