和やか-散歩

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バベル

2007年12月09日 | こんな映画見ました~(洋画)
『バベル』
---BABEL---
2006年(アメリカ)

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演: ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司、菊地凛子、二階堂智、アドリアナ・バラーザ

「アモーレス・ペロス」「21グラム」の俊英アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。
モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。
日本から役所広司とともに参加した菊地凛子が各国の映画賞レースを賑わせ日本でも大きな話題となる。
(TSUTAYA DISCAS :イントロダクション)

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評判通り(?)、いい映画でした。

「旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに」って解説が私にはとても難解でしたが・・・。
どういうことなのか・・・。
ソレが分からないと監督の意図が分からないのか、って焦りました。
今でも、その点は分からないのですが、公式サイトによると、今の地球は旧約聖書の“バベルの塔”のようにバラバラになってしまっている。言葉の分かる隣人、親子でさえバラバラである、って事がモチーフとなっているらしい・・・。

そういう事か~って思うと、なんとなくそうなのか・・・って程度には分かってきます。
でも、その伝説に思いを寄せなくても楽しめますし、遠く離れた所での物語が繋がってきます。
そして、その離れた地での物語は、それぞれに重くてずっしりと来ました。
う~ん、良かったです。

日本の俳優陣も良かったですネ。
ハリウッド映画では、日本人の出番のところだけ浮いた感じになることが多かったように思いますが、この映画では対等、だったように思います。
菊池凛子のノミネートが、やっと頷けました。
コメント (12)
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