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レス・ザン・ゼロ

2009年02月13日 | こんな映画見ました~(洋画)
 
『レス・ザン・ゼロ』
---LESS THAN ZERO---
1987年(アメリカ)

監督:マレク・カニエフスカ
出演: アンドリュー・マッカーシー、ジェイミー・ガーツ、ロバート・ダウニー・Jr、ジェームズ・スペイダー


大学の休みにL.A.に帰ったクレイ(マッカーシー)は、幼馴染みのジュリアン(ダウニー・
Jr)が道を踏み外しているのに驚く。
薬と酒に溺れ借金を繰り返し親にさえ見放されていたのだ。
ただ一人、かつてクレイと恋仲で、今はジュリアンといるブレア(ガーツ)だけが味方だったが彼女自身も薬の中毒だった。
やがてクレイとブレアはよりを戻すが、目の前で次第にぼろぼろになっていくジュリアンを見ていられないクレイは、金を貸したリップ(スペイダー)に肩代わりを申し出るが断られる。
借金の代わりに男娼紛いのことをさせられていたジュリアンを救い出し、三人はL.A.を出ようとするのだが……。
何の目的も持てぬまま享楽的にしか生きられない若者たちを描き出すも、感情移入を拒むキャラクターには、じっと自滅を見ているほかない。
達者なダウニー・Jrが一番説得力を持つ役。弱冠二十歳で青春の残滓にしがみつくその姿は、いかに今と未来がないかを端的に表している。


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とてもやるせない映画ですね。
救いようのない若者を見せられる作品は好きじゃあないです。
これもまたロバートの迫真の演技なのですが・・・。
若い彼がいかに上手いかが本当に分かる作品なのですが・・・。

そう、このジュリアンのように麻薬にそまるロバートが重なることが、ファンには辛いし、悔しいです。

この作品は、これからもロバートの実像と重なるという目で見られていくのでしょうねぇぇ。
若いってことは、危うく、儚く、辛い。。。
だからこそ素晴らしいのでしょうけど、私にはあまりに遠すぎてねぇぇ・・・。


コメント
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