和やか-散歩

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私の中のあなた

2009年10月17日 | こんな映画見ました~(洋画)
『私の中のあなた』
---MY SISTER'S KEEPER---
2009年(アメリカ)

監督:ニック・カサヴェテス
出演: キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック 、ソフィア・ヴァジリーヴァ、ジョーン・キューザック 、トーマス・デッカー 、エヴァン・エリングソン


サラ(キャメロン・ディアス)とブライアン( ジェイソン・パトリック)のフィッツジェラルド夫妻は長男ジェシー(エヴァン・エリングソン)、長女ケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)との4人家族で幸せに暮らしていた。
しかし、ケイトが2歳の時、白血病に冒されているが発覚する。
そこで両親は未来ある娘の生命を救うため、遺伝子操作によってドナーにぴったりの新たな子供を“創る”ことを決断する。

こうして生まれてきた次女アナ( アビゲイル・ブレスリン)は、幼い頃からケイトの治療のために何度も手術台に上がり、過酷な犠牲を払ってきた。
ところがある日突然、11歳のアナは自ら弁護士を雇い、大好きな姉ケイトへの腎臓の提供を拒んで両親を訴えるという驚くべき行動に出る。
ケイトを助けることが人生の全てとなっていたサラは、アナの思いがけない決断に激しく動揺し激怒する。
そしてついに、愛し合う親子は、法廷の場で対決することになってしまうのだったが…。
(allcinemaより)


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キャメロンが良かったですね。
苦手だった彼女を見直したのが「イン・ハー・シューズ」で、それからは彼女の映画、楽しみにしています。
子役のアビゲイル・ブレスリンは期待通りの演技。
展開も、家族それぞれの立場からの見方からなっていて、その家族がそれぞれに皆良かったです。

治らない病気に我が子が侵される。親にとって、特に母親にとってこんなに辛い宣告はありません。その子のために周りも自分も見えなくなってしまう・・・。
しかし、現実としてはその子のために動かなくては自分がダメになってしまうように感じるのでしょうね。
その母親をしっかり見てるのが、その病気のケイトだったわけです。
そこに泣かされてきました。。。

ケイトが亡くなる晩、母親のサラはベッドでケイトをしっかり抱きしめながら、ケイトに大きく抱かれていたのだと思います。

裁判を起こした本当の理由を聞いたサラの表情を、キャメロンは実に見事に演じています。

子供の心の強さと逞しさ、大きさをヒシヒシ感じた作品でした。

 
 












コメント (12)
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