『いとしい人』
---THEN SHE FOUND ME---
2007年(アメリカ)
監督:ヘレン・ハント
出演: ヘレン・ハント、ベット・ミドラー、コリン・ファース、マシュー・ブロデリックl、ベン・シェンクマン
「恋愛小説家」でアカデミー賞主演女優賞を獲得した実力派女優ヘレン・ハントが、製作・脚本・主演を兼ねて念願の監督デビューを飾った女性ドラマ。
40歳目前のヒロインが、仕事や恋愛、妊娠など様々な人生の難問を前に戸惑い悩みながらも幸せを求めて前に進んでいく姿を描く。
エイプリル・エプナー(ヘレン・ハント)は39歳の小学校教師。
年下の夫ベン( マシュー・ブロデリック)とは結婚10ヵ月目の新婚ながら、早く赤ちゃんが欲しいと焦っていた。
それがアダとなって、ベンから唐突に別れを告げられてしまう。
そこへ養母の訃報が重なり悲しみに暮れるエイプリル。
そんな時、陽気なテレビタレントのバーニス(ベット・ミドラー)が実母だと名乗り出て彼女を振り回す。
すっかりボロボロのエイプリルだったが、生徒の父親で妻に逃げられた作家フランク(コリン・ファース)と急接近。
ようやく運気が巡ってきたと思った矢先、別れたベンの子どもを妊娠していることが判明する。
(allcinemaより)
ヘレン・ハントしばらく見なかったような気がします。
ちょっと老けた?と思いましたが、役が地味だったからでしょうか。
ヘレン・ハントの監督作品ということで、見てみました。
作品に彼女らしい清楚な感じを受け、私はとても好きな映画ですね。
子供を持ちたいという気持ち、母親を恨みながらも慕う気持ち、そんな女性の気持ちが素直に感じられる映画でした。
映画中の映画でチラリと出たスティーヴ・マックィーン、いいですねぇ。
【午前十時の映画祭】では、是非見たい俳優の一人です。
ベット・ミドラーは美人でないけど華やかで、美人だけど地味なヘレン・ハントと正反対の存在感で、いい味出してました。
見た後清涼感の残る映画でした。