『ハムレット』
---HAMLET---
1948年(イギリス)
監督:ローレンス・オリヴィエ
---HAMLET---
1948年(イギリス)
監督:ローレンス・オリヴィエ
出演:ローレンス・オリヴィエ ジーン・シモンズ
「ヘンリィ五世」の成功に続いてL・オリヴィエが作り上げたシェークスピア映画の2作目。
カラー撮影で歴史絵巻の様な華麗さを持っていた前作に対し、今回はモノクロによる銅板画のような渋みを持った撮影で、ハムレットの悲劇を真正面から描いている。
ロジャー・ファーズによるエルシノア城のセットが見事で、オフィーリアの水死する小川の畔を除く全てのシーンが、この城内で撮影された。
その巨大で薄暗い空間がハムレットの心象世界を浮き彫りにし、映画のムードを盛り上げるのに一役買っている。
カメラワークも華麗で特に“生か死か”の場面でのめまいを起こしているかの様なパンがハムレットの動揺を表すのに大きな効果を上げている。
又、オフィーリア役のJ・シモンズの初々しい演技も印象的で、彼女はこの役によりヴェネチア映画祭で女優賞を獲得した。
(allcinemaより)
(allcinemaより)
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クラシック映画を鑑賞しました。ローレンス・オリヴィエの作品は機会があれば見たいと思っているところです。
彼のシェークスピアものは、舞台のような演出です。
かなり前でしが、メル・ギブソンのハムレットをビデオで見ました。
エンタメとしては、メルの方が楽しめたと記憶しています。
何しろ、オリヴィエ作品は、ちょっと緊張しちゃうので・・・(笑)。
オフィーリアの水死のシーンは印象的です。
画家ミレイの「オフィーリア」が来たときに見ましたが、あの美しさを思い出しながら映画を見ました。
でも、絵の方が綺麗だったですヨ。。。
余談ですが、このオフィーリアを演じたジーン・シモンズは「青い珊瑚礁」でも名をあげているとの事ですが、ブルック・シールズの「青い珊瑚礁」はそのリメイクだったんですって。。。
へえ~、でした。それもちょっと見たい気がします。