『ザ・ワーズ 盗まれた人生』
---THE WORDS--- 2012年( アメリカ) 監督:ブライアン・クラグマン 、リー・スターンサール 出演:ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・アイアンズ 、デニス・クエイド 、 オリヴィア・ワイルド 、 ゾーイ・サルダナ 、 ベン・バーンズ 出来心から偶然手にした原稿を自分の作品として発表してしまった作家の葛藤を、ミステリーとラブロマンスを織り交ぜて描き出すサスペンス・ドラマ。 主演は「ハングオーバー!」シリーズ、「世界にひとつのプレイブック」のブラッドリー・クーパー、共演にジェレミー・アイアンズ、デニス・クエイド、オリヴィア・ワイルド、ゾーイ・サルダナ。
監督は共にこれがデビューのブライアン・クラグマン&リー・スターンサール。
売れない作家ロリー(ブラッドリー・クーパー)は、妻のドラと訪れた新婚旅行先でアンティークの鞄を手に入れる。
その中には古い原稿が入っていた。
それを読んだロリーは興奮し、無我夢中でキーボードを叩き、そっくりそのままパソコンに入力していた。
そして思わず、その原稿を自分の作品として出版社に持ち込んでしまう。
やがてそれはベストセラーとなり、ロリーは一夜にして富と名声を手に入れる。
ところがほどなく、ロリーの前に物語の真の作者を知る老人が現われる。
(allcinemaより)
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話しの設定はとても面白いと思い、期待大でお家鑑賞。 物語の話し手 クレイ・ハモンド(デニス・クエイド)でその話の登場人物がロリー・ヤンセン(ブラッドレイ・クーパー )。そのローリーの物語の主人公がジェレミー・アイアンズが演じる 年老いた男という、3重構造になっています。
解説にはサスペンスドラマってありますが、サスペンス色は薄く、人の良心にスポットを当てたヒューマンドラマっぽいです。
話しの展開は魅力的でしたが、描き方のせいでしょうか、あまりドキドキ感はなく普通のドラマのように流れてしまったカナ。
3重構造を重ね合わせて映し出したい思いは分かります。
が、あまり上手くいかなかったように感じました。
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