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終戦のエンペラー

2013年07月29日 | こんな映画見ました~(洋画)
『終戦のエンペラー』
---EMPEROR---
2012年(日本/アメリカ )

監督:ピーター・ウェーバー 
出演:マシュー・フォックス、 トミー・リー・ジョーンズ 、初音映莉子、 西田敏行、 羽田昌義 、 火野正平、 中村雅俊 、 夏八木勲、 伊武雅刀 、片岡孝太郎 、 コリン・モイ 


解説敗戦直後の日本を舞台に、その後の日本の運命を決定づけた知られざる感動の物語を、マッカーサー元帥の指示で天皇の戦争責任の有無を調べることになった親日派の青年フェラーズ准将の目を通して描く日米合作の歴史ドラマ。

主演はTVシリーズ「LOST」のマシュー・フォックス、共演に「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズ、「ノルウェイの森」の初音映莉子、「釣りバカ日誌」の西田敏行。

監督は「真珠の耳飾りの少女」「ハンニバル・ライジング」のピーター・ウェーバー。


1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦が終結する。

その直後、ダグラス・マッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ )率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が上陸、日本の占領統治が始まる。

さっそく戦犯の拘束に乗り出したマッカーサーは、日本の文化にも精通していたフェラーズ准将(マシュー・フォックス)に真の戦争責任が誰にあったかを突き止めるよう命じる。

しかし、日本独特のあいまいな意志決定のあり方に知日派のフェラーズも困惑し、調査は予想以上の困難を強いられるが…。

(allcinemaより)



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大きな身体、サングラスにパイプ。誰もが知る写真のマッカーサー。

小柄に写る昭和天皇との二人の写真を、日本国民が目にしたのは新聞報道であったのでしょうか。

その対照的な体格と態度に大きな衝撃を受けたと、私の親世代の人の話を聞いたことがあります。

その圧倒されるような違いに、日本の敗戦を実感したかのようでした。

映画で厚木の飛行場を降り立つ前のマッカーサーの言い放った言葉通りの印象を与えたようです。


制作に日本が大きくかかわった作品だからかもしれませんが、日本の俳優陣が皆好演していました。

終戦後の敗北感と緊張感がにじみ出てて、思わず息を飲むほど上手く演じていたと思います。

 

フェラーズとアヤのエピソードは、鑑賞中はこれが本筋になりはしないかとヒヤヒヤしました(笑)。

 

え?って思ったのは、歓迎する人々がマッカーサーの車が前を通ると後ろ向きになること。

え、、聞いたことがないワ、、、そんなこと。。。

顔を伏してお迎えするのかと思っていましたが、映画製作の専門家がついているのですから、間違いはないかナとは思うのですけどね、、、。

話しの内容は、今明かされる!と謳われているわりには、まあフツーでした。


皇室についての話しになると、口調がとたんに丁寧になり尊敬語がやたらと飛び出す私の祖母の話しぶりを思い出したりしていました。。。(^_^;)<
アメリカ本国ではどんな評価だったのかチェックしていませんが、日本では受け入れられる作品だと思います。

私もなかなか興味深く見ました。

楽しめました。


  

 

  

コメント (2)
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