くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

保存食 二 題

2010年07月13日 22時52分29秒 | 下町グルメ

梅ジュース(シロップ)
我が家の梅(実)は、このあたり(近畿地方)の家庭がみなさん梅干梅ジュースを作った後でやってくる。
新潟の屋敷の庭に成ったモノを従姉妹たちが分配して送ってれるからだ。

だから近所のスーパーなどにはもう、特売ワゴン売りのビン(容器)や塩・砂糖・ホワイトリカーなんかが売り場から消えてしまってからになる。

その年によって分配量が変わるため、予測して先買いというわけにも行かないが、今年も3Kgほど送ってくれた。

去年はもっと多かったので簡単ジプロック梅干梅ジュースができた。
今年はジュースだけにすることなした。

一昨日の日曜日に洗って乾かし冷凍しておいて(繊維が適度に破壊されてエキスが出やすいのだそうだ)、昨夜にビン詰め。
一日経ったらもう氷砂糖が溶けてエキスが溢れて、1.5Kgずつの梅が全部液に浸っていた。
梅ジュース 1.5Kgずつ

これから2~3週間、辛抱しながら毎日軽く揺すってやって声をかけてやると美味しくなる。

飲めるのは8月になってからだなぁ。

紫蘇巻き味噌
ベランダのプランターに2本植えてあるオオバ(紫蘇)がドンドン大きくなって葉をつけてくれていた。
サラダにちょっと刻んで入れているようでは間に合わない。

これも新潟の遠縁のおばあちゃんのお得意料理を思い出してやってみた。
サラダ油に小麦粉を加えて練り合わせ、それに味噌を加えて練る。 
サラダ油+小麦粉  味噌を加えて練る
砂糖・胡桃・ゴマ・七味などを加えてさらに練って、一晩寝かせる。
味を調えるクルミ+ゴマ+七味  延ばして寝かせる
青紫蘇の葉の裏側に適量乗せて巻く。
油で揚げる(焼く)。
葉の裏側に乗せて巻く  薄く引いた油で揚げる
食べるのは冷やしてからのほうが旨い。
揚げたての状態  冷めた食べごろ
紫蘇がサクサクの焼き海苔韓国海苔のような食感になるからだ。

初めてにしては意外と旨かった。
最初は紫蘇の舌触りで、次に味噌の香り、続いてゴマとクルミの香りが追いかけてきて、
ジワッと味噌の塩味と隠しに入れた胡麻油に混じって七味の辛さが回ってくる。

こりゃビール! だな。
保存食やのにいつまで残ってるかな?