久々に美味しい雑炊を食べました。
とろーり卵で絶妙な塩加減でした。
そのためにてっちり(フグ鍋)を頂きました。
プリプリの身とトロトロのコラーゲンでした。
チリチリっと縮みかけようとする身に待った!をかけてゴマダレで。
鍋のダシが煮えるまでの間にと出されたのがフグの唐揚げでした。
ホクホク湯気が上がって淡白な味も衣の油と相まって
絶妙のハーモニーを奏でるところをレモンと岩塩で。
そうそう、鍋の電磁調理器のスイッチを入れる前にフグ白子焼売を
食べたのを忘れるところでした。
美味しすぎて4個あったのを2個まで食べて思い出したのです。
焼売を蒸かしているのでその間に湯引きを食べておいてください
と言われていたのも思い出しました。
これはポン酢の旨さを引き立たせるためのフグだと知らせられ
感激しました。
席についておしぼりをもらい飲み物の注文を聞かれて、
飲み物と一緒に持ってこられたのがてっさ(フグ刺)でしたねぇ。
適度なコリコリ感を唸らせようとする料理人の腕が
憎くてたまりませんでした。
一冬に一度の絶妙で芳醇な雑炊を頂くための儀式でした。
大阪ミナミ道頓堀・宗右衛門町の割烹などでいただくと1人分の値段なのですが
豊中市の服部で4人で食べました。
もちろん皿ひとつとっても物が違いますけどね。
グルー〇ンのお蔭です。