珈琲好きだという話はところどころでポツポツと出しているので
何度か来ていただいた方にはご存知のことかと思います。
高校時代は大阪・阿倍野区のウルトラマンの生誕地※と噂もあった
地下鉄御堂筋線の昭和町駅から少し西へ行ったところの
今はあるのかどうかすら知れないし名前も忘れた喫茶店が
仲良かった3人組のたまり場になっていて、珈琲が旨かった。
(※ シュワッチ! ⇒ 昭和町 で ウルトラマンとは何の関係もありません。)
学生時代は上島コーヒーの珈琲専門店が学生街にあって
アラフォーの・・・古谷一行に似ていたマスターと同じく中野良子似の
ママと二人でやっていた”MUC(マック)”に良く通っては
いろんな種類のストレート珈琲を飲みながらダベッていました。
京都・東山の哲学の道の若王子に広いめの喫茶店がありましたが
今はもうやっていない。
神戸方面の国道2号線沿いに”クリヨン”という洋風の落ち着いた店も
あったのに、それも思い出にしかなくなってしまいました。
社会に出てからは大阪の繁華街に出てもデパートの紳士服売り場の
一角にあるカフェなどは比較的隠れた場所で空いていて
少し高級なホテルのラウンジなんかも1杯だけだと高いけれど
アナザーカップフリー(お代わり自由)で2~3杯飲みながらの
2~3時間は落ち着いていて時々利用しました。
紺と白のユニフォーム姿のお姉さんがカーペットに片膝をつきながら
ポットから注いでくれるコーヒーの旨かったこと。
最近のお気に入りは〇福珈琲店。
夏のアイスコーヒーもそうだが、ホットコーヒーもとても濃い。
それでも風味がしっかりしているのに苦みや酸味はきつくない。
お店の雰囲気もとてもいい。
蔦のからまる大正14年(1925年)築の建物の1階にある北浜店
なんかは、レトロで落着いた内装で隠れ家のような雰囲気で
とても好きなところだ。
ブラウン系を基調にした仄明るい色合いで木質を大事にしている。
本店は道頓堀・法善寺といった”こてこて大阪”の中心・千日前にある。
田辺聖子著の小説「薔薇の雨」の舞台ともなった店だ。
銅板でやきあげる懐かしい味と香りのホットケーキは、料理研究家の
小林カツ代サンもお気に入りだとか。
全国に18店舗展開というのはさほど多くないチェーン展開だと思う。
珈琲ももちろんの事だが、どの店も雰囲気の良さに嬉しくなる。
スタバやドトールなどは若者向けに展開していて甘めのメニューが多いが
それだけに人も多くて落ち着かない。
コメダや青山もまあまあの雰囲気なんだけど「作りもの」って感じが
抜けないような気がする。(あくまでも個人の感想です。)
奈良のコーヒー会社にはフジエダ珈琲がある。
ここもなかなかいいとは思う。 オランダ屋と言う名前でランチやディナーも
出していて、焼きたてのパンをフリーで出してくれる。
いつ行ってもいっぱいで車も止められないことが多い。
メニューに多彩さは無いけれど昔ながらの喫茶店というと〇福サンが
今はお気に入りだ。
ワガママ勝手な日記で お時間をとりました。