毎度言っていてミミタコもんやと思いますが、我が家にゃ娘は居りません。
女性と言えば御勅使処(みだいどころ)独り。
代々の内裏雛は妹のところへ受け継がれているけれど・・・
人形を飾るような妹ではないので、箱の中で埋もれていてカビでも生えて無きゃと
心配しています。
人形には魂が宿るとか言って粗末にすると災いの元になるとか言いますからね。(^_^;)
かつては雛人形に流行病や災難を転じて流し雛としたのが始まりで、戦国時代から
安定した江戸時代になってから、今のような様式になったと言われています。
そんな難しい話や薀蓄まがいのことは置いておいて。
立派な雛飾りは用が無かったけれど、やはりこの時期にお雛様があると
何となくホッとします。
右の画像はディズニーのミッキー・ミニー雛と、その後ろは御勅使処の
手作り雛。
桃の花などはひな祭りケーキの添え物でした。
狭い家ですが他の部屋にも・・・
色紙に書いた雛は京雛飾りと言って江戸時代までの御所での天皇の位置、
天皇が向かって右で皇后が左でした。
明治になって京都から皇室が江戸・東京へ移ると同時に向かって左に天皇が
皇后が右の関東雛飾りと皇室に習って位置が変わりました。
京人形だから京雛飾りと言うのでもないわけです。
徳川家所蔵の数ある雛は関東で作られていても当時の皇室の通り京雛飾りが
基本になっています。
ところでトイレの化粧棚にもこんなのが・・・
旧暦まで飾っていたいところですが、 また来年まで おやすみなさい に。
ほぼひと月間、お疲れ様でした。