この2日のネタにさせてもらった奈良県磯城郡田原本町。
ごく一部のことで全体は右図のように2,110ha。
まあ単純に言えば4.6Km四方って言えば分かり易いでしょうかね。
そのうちの914ha、約43%が農耕地と言うことですから他に池や
河川、鉄道なんかもあって僕の個人的なイメージは町の半分が農地
のような感覚です。
水稲に関しては県内の60%がここで作られています。
奈良県の盆地内はほとんどが晩稲(おくて)のヒノヒカリを作っている
ので田植えは遅くて、だいたいが6月の初旬頃。
今は耕運機などで田起しというのでしょうか、固くなった土を掘り返して
空気を入れてやったり肥料を加えたりしている途中で、農地は何も
無い状態で写真にしても面白くないものです。
そんな農道を帰路に着いて暫く走っていると、そんな中にとても華やかな場所を見つけました。
どうも田原本町の花類の出荷量が県内の資料では数値となっていないところを見ると、出荷用では
無さそうでした。
近所の花屋さんにはひょっとしたら並ぶのかも知れません。
お仏壇やお墓のお供え用とされているのかも知れません。
磯城の四季を垣間見ました。
近鉄・橿原線の駅の近所はそこそこの町で人通りも多いのですがそれ以外は国道24号の沿線でも
ショッピングセンター・ジャスコすら奈良市と橿原市にできたイオンモールへと撤退して、少しさびしい
片田舎になっています。
僕自身はけっこう好きな地域なんですけどね。