くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

久米寺で練供養

2014年05月03日 23時49分52秒 | 奈良学

予定通り一昨日で20日間の仕事が終わり、昨日に検査と使用説明を済ませて工事完成確認書
及び受領書に署名をいただき、晴れて連休をとれます。

今日は平城旧跡で今日から行われる『平城京天平祭』を見に行って、午後三時から始まる
橿原市・久米寺の二十五菩薩練供養会式を見に行く予定をしていました。

ところが昨夜、従妹たちと大阪で飲んでいる最中に地元のご近所の修理依頼の電話が入り
オマケに家内が朝、目まいに襲われて起き上がれずに居たりして午前中はすっかり予定変更。
修理も終わり家内の体調もなんとか復活しましたが、明日からの予定もあってもう少し安静に
してもらうことにして 久米寺だけロードバイクで一人で行ってきました。

本来はもう一日【雨の昭和の日 浄土宗 當麻寺 奥ノ院】を掲載予定だったのですが
明日・明後日と義父母の体調があまり芳しくないので衣替えなどを含めて手伝いに行く予定があり
ソチラ(明日の日記)に回すことにしました。

霊禅山東塔院久米寺と称し真言宗御室派の寺院。
大和七福八宝めぐり、仏塔古寺十八尊第9番、西国薬師四十九霊場7番、聖徳太子霊跡32番で
知られるところ。

娘のふくらはぎに見とれて空から落ちたという久米仙人の伝説が残り、他人事とは思えず
気になってしまうお寺です。 

       

本堂(現世(娑婆))から護国道場(浄土)までを想定して約100mの掛け橋が架けられこの来迎橋を
二十五菩薩が渡っていきます。
これは、西方極楽から阿弥陀仏が二十五菩薩を従えて迎えにくることを示しています。

      

      

大般若経の典読があり、檀信徒・仙人講・詠歌隊・僧侶、住職、稚児行列が行われます。

僧侶の行列が読経とともに通過する際、散華が撒かれます。
参拝・観覧客が競い合って拾うのですが風に舞って思うように取れません。

でも、今年も二枚ゲットしました。 
開運とか無病息災とか言われます。
毎年ゲットしていますが・・・そのご利益は定かではありません。

続いて薬師如来像を先頭に二十五菩薩が介添え人に導かれて長い橋を練り渡り、金堂に
赴きます。
  動画は  http://youtu.be/vFRXdqt2CfU  でご覧ください。

二十五菩薩とは、観世音・大勢至・薬王・薬上・普賢・法自在王・獅子吼・陀羅尼・虚空蔵・徳蔵
・宝蔵・金光蔵・金剛蔵・光明王・山海慧・華厳王・衆宝王・月光王・日照王・三昧王・定自在王
・大自在王・白象王・大威徳王・無辺身の諸菩薩のことです。
 
全部を上手に撮ることは難しいので一部抜けていますが・・・


衣装と面を着けて歩くのですがお面の目の部分は鉛筆の太さぐらいの穴しか開いておらず
1mちょっとの幅の橋を歩いていくにはとても危険です。
先頭の観世音菩薩は相当の練習を重ねて一人で行きます。

大勢至菩薩以降はお供の人が手を曳いて歩きます。
中にうら若い御嬢さんがお二人居たのを見逃すはずかありません。

  

前の方は視線とほほ笑みを投げかけてくれました。
この辺りが久米仙人とエエ勝負しているところでしょうか?