今日もエエ天気でほんま暑かったぐらいです。
ここのところの日記はかなりコテコテして続けていましたので、少し力を抜こうと思います。
5月3日の『久米寺で練供養』 で訪れた久米寺ではこの練供養の時、密かに甘茶が
ふるまわれます。
拡大しても見えにくいかと思いますがハスの花に包まれた厨子の中にはお釈迦様の立像が
お奉りしてあり、お釈迦様の生誕時に八大竜王がこれを祝って産湯に甘露を注いだという
故事になぞらえた風習で、参拝者が柄杓でお釈迦様の像に甘茶をかける場になっています。
右側の写真のようにそれと同じものを飲ませていただくようにもなっています。
ガクアジサイの変種であるアマチャの若い葉を蒸して揉み、乾燥させたもので、それを煎じて
作った飲料を言い、 甘味成分としてフィロズルチンとイソフィロズルチンを含むので、なんとも
柔らかい穏やかな甘みが味わえます。
抗アレルギー作用、歯周病に効果があるそうです。
まあね、何杯も飲むほど旨いものではりませんがほんのりした甘さとチョッピリ生薬の香りが
一杯いただくうちに身体に染み込む気がします。
このところ馬鹿でかいレタスをいただきます。
実はあの東電の原発の影響で福島県あたりでのレタスを販売していたスーパーなどから
奈良でもその何%かを分担して作ってほしいという依頼でいくらかの農家が作っている
そうです。
そのために空けたハウスで栽培しているのだそうですが福島県とは違って
気温が高いので放っておけばすぐに色が変わったり大きくなりすぎてしまう
そうです。
贅沢なもので作れと言うたものの色や形がちょっとでも悪いと売り物にならない
と引き取ってもくれないとか。
大きさはバカデカイけど味は旨い。
ダシでしゃぶしゃぶにしてタレで食べる 少々の豚しゃぶと一緒に食べると タマリマセン!
人の食べない捨てられる旨いものを密かにいただくのはこれまた絶品しいうものです。
もう今週の初めのことでしたが京都のお友達から上賀茂神社の「フタバアオイ」
という由緒正しき株が送られてきました。 (おねだりしたのですが (^^ゞ )
段ボールを巧く組み立てて輪ゴムや針金を駆使して振動に耐えられるように
工夫されていたのには感心しました。
実はいつもコメントを寄せてくださる すーサン が毎年日記に載せられていて
上手に株を増やしてこられたものを分けてくださったものです。
なんだか神々しいものを頂いたようで緊張感があります。
冬には一旦、何の姿も無くなってしまってまた春先に出てきてゴールデンウィークにはまた
このくらいに育つのだそうで、ウチにもうひと鉢あるユキノシタみたいな感じかな?と
楽しみにしています。
上賀茂神社では「葵プロジェクト」というのがあり、「フタバアオイ」を株分けして育て戻す
という事業も行われているようです。
「葵プロジェクト」 http://www.afuhi.jp/project/