なんだかこの頃シリーズ化して日記にすることが多くなって、たかが4~5時間の出来事を
3日に分けてともなると写真の数も半端じゃないし、ひょっとしたら自分には文才が?などと
自惚れてみたり。
でもまぁ他人様から見ると「ようやるわ~」てな感じなんだろうと思いますなぁ。
神様たちが住むとされる天上界を後にまだもう少し南下して、奈良県は御所市と五條市の
境目近くの『風の森峠』方面に向かう途中の御所市鴨神にあるのが高鴨神社です。
古くからお付き合いいただいている読者の方には何度か登場しているのですが、京都の賀茂
神社(上賀茂神社・下鴨神社)を始めとする全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社として
古く800年代から存在するといわれています。
正式名称を 高鴨阿治須岐託彦根命神社 四座 といい月次・相嘗・新嘗の祭には官幣に預かる
名神大社で、最高の社格をもつ神社でありました。
はい、私は何の縁も所縁もなく偉そうに言えたものでもありません。
ところで何のためにここへ来たかったか? これでは分かりませんね?
実はこの神社、日本さくら草でもファンにはよく知られたお寺で、現存している殆どの
品種約五百余種(二千数百株)が保存栽培され、高鴨神社の日本さくら草は
昭和三十五年に先代宮司が京都の自邸より持ち運んで今日に至っています。
基本的には数年前から「撮影はご遠慮ください」となっています。
実は接写したいあまりにお気に入りの花の周りの鉢を倒して落としたりした心無いカメラ
マンが居たのでそうなっています。
他のカメラマンとかが居無い時ならもう少し近くから撮らせてくださるのですが、この日は
マナーを守らせていただくことにしました。
境内では販売もされていて1ポット700円~1鉢2000円ぐらいです。
一通り拝見するとさすがに1時半ごろとなりお腹が空いて来ました。
門前の鳥居の横に『葛城の道歴史文化館』という写真などの展示館があって、 大和高田市に
あった、リーズナブルで美味しい蕎麦屋『そば小舎(そばごや)』さんが、この文化館の中へ移転
されて営業されています。
ここの窓から本殿方向を秋に眺めるともう帰りたくなくなる景色なんです。
僕は梅とろろ蕎麦800円を食べました。
北海道で有機栽培された玄蕎麦を丹念に磨き. 石臼一本挽きで自家製粉して作っておられて
少し固茹でな感じでコシがあるとても味わいの深いお蕎麦がいただけます。
ハッキリ言って旨かった まいぅ~~~の蕎麦でした。
さてさてそろそろ足に負担を感じ出したので帰路に着くことに。
神社の裏もついでに覗いてみると(これが自転車の良いところ)、やっぱり沢山の苗を育てて
いらっしゃいました。
ここまできて言うのも変なのですが桜つながりで言うと ソメイヨシノ<八重桜<サクラソウ と来て
本来一番好きなのは芝桜なんです。
ありました。 この辺りで有名な奈良県葛城地区清掃事務組合の運営するアクアセンターと
天然温泉スーパー銭湯『かもきみの湯』の施設外土手に。
山梨県南都留郡富士河口湖町本栖の富士芝桜まつりや兵庫県三田市永沢寺の山里、秩父・
羊山公園の「芝桜の丘」、岐阜県郡上市明宝奥住の國田さん宅などスケールの大きい処が
有名ですね。
ここもそのうち知られる場所になると思います。
この日の自転車での走行距離は30Km最高時速は51.7Km/h 399kcal
山道での徒歩部分は11661歩 388Kcal でした。