くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

藍と金魚

2016年03月07日 23時01分09秒 | 奈良学

花粉と黄砂とPM2.5がこの春MAXで、顔や頭や目が (>_<")
明日も引き続き非常に多く飛びそうで、そのあと水曜日は激完の戻りとなりそうです。

 

先日の「大和な雛まつり」で大和郡山市に行った際、江戸時代から続いた藍染め商の町家を
再生した、藍と金魚が楽しめる空間 箱本館「紺屋」 さんに寄ってみました。
本来なら入館料(300円)が要るのですが、この雛祭り期間中は無料とかで嬉しかったです。

 

前の道は大和郡山城のお堀の一部だったところをかなり埋め立てて道路にしてあり、紺屋町と
いう通りになっています。

先ずはこちらの雛壇飾りを拝見させてもらいました。

玄関を入った三和土(たたき)には藍染の原料を入れた甕(かめ)が埋められて

 

吹き抜けには特産物の金魚の町らしく、大きな張子が泳いでいました。

座敷は金魚をあしらった「杯洗」(酒席で杯を洗うための水を張った器)を中心にした陶磁器などの
展示がたくさんありました。

 

   

裏口を出た向こうには藍染の体験工房がありました。

               

飛散に耐えるカッパやロングゴム手袋など準備も良く、手荷物ロッカーの扉も藍染の布カバーで
雰囲気がありますね。

工房の中に入ってみて、天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)という昔からの方法で仕込
んだ藍の甕を覗きこんで咽(ムセ)ました。

ものすごい酢の匂いがいきなり鼻腔を刺激してきたのです。
この花粉に敏感になっている時期にはこの匂いはちょっと無理感を感じました。

 

欲しいなぁ~♪ と思っていたら
ビニール袋パンパンに送ってくれました。(蕗の薹)

早速、天麩羅に。
ジモティのアスパラガスも添えて。

春ですねぇ🎵