今日は「日本書紀」にその名が残る三輪山の麓から石上布留を通り、奈良へと通じる「山の辺の道」が目の前を通る天理市柳本町にあるお宅でのお仕事でした。
朝8時頃に通過した香久山(かぐやま:一番手前に見える)や
三輪山(みわやま:鳥居の右手側)は靄(もや)がかかって大和絵そのものの
様相を示していました。
とょっとした買い物で一旦現地を離れたついでにすぐ近くの長岳寺前の天理市・トレイルセンター
にマーキングも含めて寄ってみました。
馬酔木 (あせび)や、馬酔木 (あせび)と、西洋菜の花とコラボしている姿を見せてもらいました。
他に咲いていたのが
みんなそれぞれ満開で迎えてくれました。
長岳寺は駐車場に観光バスが停まって賑やかな一行が入ったばかりなので門の傍まで行って
結局は入らずに
門のすぐ横にあった桜はまたまだ咲き始めたばかりで、やはり週末ぐらいに満開を迎えそうです。
駐車場の真ん前にあった石碑(歌碑)を眺めていると軽トラックで乗り付けてきたおじいさんが
「その昔、あの向こうの山に十市城を構えていた君主様が歌人としても知られていた人」だと
作者:十市遠忠について教えてくださりました。
橿原市にある地名の十市町とは関係ないのかなぁ? と聞いてみると
『そうそう! その辺りから三重県の伊賀上野辺りまでを治めてはった豪族やで』と教えて
下さりました。
山の辺の道は学校が春休みに入っているせいか、多くの学生風の人々や母子連れの人達に
シニア世代のハイカーが大勢通って行かれました。
15時40分頃から断続的にパラパラと雨が落ちてきて驚かされました。
関東の方では雹(ヒョウ)が降っていたようでした。