♪ 雨は夜更けすぎにぃ~ という山下達郎氏のクリスマスの定番歌ではありませんが、夕方には
盆地の外輪山地は雪景色になっていました。
この間まで四月下旬の暖かさだったのがウソのようです。 寒さが沁みました。
昨日、水仙の花と陶芸の話題を載せましたが実はほとんどの時間、CKD公開講座というのを
聴講していました。
CKDというのは慢性腎臓病のことで日本人の20歳以上の8人に一人がかかっている病で
なんとなんと花粉症にかかっている人の割合と同じだそうです。
奈良県立医大の栄養管理部の先生が「塩分、意外ととってませんか?」のテーマで
和歌山県立医大の腎臓内科学の教授が「腎臓を守ることは命をまもること」というテーマで
講演されました。
丁度1か月ほど前に募集があって、先着270人の席が満席でした。
受講されていた方々の関心の高さに驚かされました。
まだ僕は初期の初期でイエローカードをちらつかされている【経過観察】患者で、ルーツを
辿っても腎臓に疾患を持った先祖は誰も居ませんでした。
初期の自覚症状がほとんどないために放置されやすく心筋梗塞や脳卒中のリスクが高く
先日の大阪・梅田の運転男性が大動脈解離で暴走した事故なども他人事ではないと
いうことです。
何でこんなことになったのか原因がはっきりわからないのですが、医師からは2つある腎臓の
濾過機能としては半分しかない状況で、酷くなったら透析が必要になるので、とにかく現状
維持を目標として加齢による劣化をも遅くする努力をと言われています。
原因は別としても進行のメカニズムはよくわかりました。
出来る限り悪化させないための知識から、悪化したとしての透析や移植に関することまでを
不安を抱かないように丁寧に教えてくださり、腎臓を守る大切さを学びました。
受講して良かったと思いました。