くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

二寧坂・産寧坂(一)

2014年03月16日 23時07分40秒 | ソウダKyotoへ

今、京都・東山の清水茶碗坂を南端に円山公園を越えて東山三条通りまでの路地は

 

が開催されていて

     こんな風に灯篭が

延々と置かれていて関係社寺もライトアップされています。
昨日15日はそんな遅くまで居たわけではないのですがお知らせまで。

お彼岸の入り(18日)から3週間は東山や嵐山など、春休みとも重なって観光客で溢れるので
僕等の様に比較的いつでも行ける人間は近寄らない(オキテ)になっています。

1週間前ならちったぁマシかとご先祖参りに行きましたがナンノナンノ・・・

流石の土曜日で かなりの人出でした。
一番混み合う午前中~午後3時を避けて行ったにも関わらずです。

先日、奈良市のご当地キャラの主役は「せんとくん」より「しかまろくん」という話題を載せました
けれども、京都市でも東山地域の主流は古都乃屋ことねちゃんのようでした。

オッチャンはおたべちゃんでも八つ蔵くんでもまどかちゃんでも良かったのですが、目立つ
ところに立っていた夕子ちゃんとのツーショットにしました。

          


お彼岸のお先参り

2014年03月15日 23時14分57秒 | ソウダKyotoへ

お天気は見事に回復して晴れ間の多い日になりました。

しかし目には見えない微粒子が物凄く攻撃してきた一日でした。
”奥”はもう27年になる花粉症のキャリアで寒さの始まる前年の11月後半ぐらいから鼻炎の
症状が出始めて今自分は杉、もう少しすると檜の花粉で、ほぼ5月のゴールデンウィークの
終わる頃まで悲惨な状態になるのが常でした。

今年もずっと薬を飲んでいるお蔭か? 今のところはそんなにひどくなく、たぶん檜の時期に
薬も効かない状況になるかと思われます。

そのかわりという訳でもないのだけれど今年は僕の方がヤラレている感じで、先のPM2.5が
大きく報道された頃から、鼻水でなく鼻の奥が痛い感じのする、その他にも目がまともに開けて
居られないくらいの痛痒さや露出している皮膚の表面がチクチクする感じでたまりません。
それで保湿用マスクを使って、とりあえず鼻の奥の痛みだけは緩和するようにしています。

来週に入ると春の彼岸の時期に入ります。
21日の春分の日を中心に前後3日ずつですから18日~24日までと言うことになります。

ウチの先祖代々の供養は京都市下京区に本山のある寺で本廟は東山区にあり、納骨以降の
命日や彼岸などの法要は東山で執り行います。

春の彼岸は学校なども年度替わりの春休み期間中になるのもあって、春の観光シーズンとも
重なって京都市内は昼間の人口密度がとても大きく膨らむので、まともにご先祖様をお迎え
出来る状況でないのでいつも少しずらして参るようにしています。

今日は午後2時頃に体が空いたので急遽、お先参りに行ってきました。

東山の本廟では白梅・紅梅とも満開のピーク時期を越えたばかりの感じで良い香りが漂い
心を落ち着かせてくれました。

       

 

しっかりお参りを済ませて参道を降りると、豊臣秀吉の正妻の『ねね様』の菩提寺;高台寺
【ネネノ路】から清水寺の参道;五條坂・清水坂を結ぶ二寧坂・三年坂が待ち構えていて
くれますので、お参りに来てくれたご褒美と言うことで茶店など、休憩も大切な凝視の一部に
なります。

今回は二寧坂で何故かドイツ菓子の店” ケーニヒィス・クローネ ”の清水二寧坂店へ。

  
  

ケーキセットで癒されてきました。

 


 


堅い話とウマカッた話

2014年03月14日 22時09分16秒 | 下町グルメ

今日も朝は寒くマイナス1℃スタートで二桁まで上がらずに午後は一時雨にも遭いました。

昨日は午後のいっときに地元で米倉斉加年さんの講演があって聴きに参加してました。

                  

テーマは「私のメルヘン」という優しいものでしたが第二次世界大戦で生まれて間もない
乳幼児だった弟を栄養失調で失くした実話やご家族の疎開生活などの思い出から
安倍内閣の進める自衛隊の参戦という憲法の改正に反対するという思い話でした。

まあ、民主政治崩壊から自民に戻ったときには見えていた傲慢なんですが、法人税の
軽減などで救われる大企業や、恩恵を受けてヌクヌクと暮らし続けられる富裕層が
組織的に選挙で勝たすのですから仕方ありません。

 

そんな固い話は僕には似合いませんね。

今日はそんな寒い中、大阪府茨木市での仕事でした。
昨日は雨が降ったので今日は花粉や微小粒子状物質の飛散も少しはマシか?と
思いましたが、なんのなんの鼻や目や皮膚にチクチクと刺激を与えます。

お昼に取引先の人が誘ってくれたのでラーメン屋さんに行きました。

               

ラーメン専門店でメニューは沢山あるのだけれどラーメンは一杯650円~950円
650円のラーメンに九州の八千代おばあちゃん考案の「力めし」(豚バラ+高菜)を
付けて850円がイチオシのお薦めと言われて即決!

麺が太麺と細麺 スープがコッテリアッサリと、その中間のアワセ から選べて
テーブルの上にカゴいっぱいの刻みネギ。

ラーメンスープ すりごま 辛しニンニク味噌 ピンク生姜 柚子胡椒 豆板醤 など
テーブルの上には瓶詰が並んでました。
もちろん全てレンゲの上で少しずつ溶いて味わいました。

いや、もう腹がパンパンに膨れましたとさ。

大阪の摂津(せっつ)と北河内(きたかわち)エリアに3店舗だけの展開でしたけれど
僕の中のまた食べてみたいラーメンのベストテンの一つになりました。


ロージ

2014年03月13日 22時42分28秒 | 奈良学

朝からずっと雨でした。
特に3時 4時ころは強い雨で幅1mほどの農業用疎水路は深さが1.5mくらいあるのに
今日は上から10cmぐらいの水位でゴウゴウと音を立ててうねりと共に流れていて、怖い
ぐらいでした。

その後夜にかけて風が強くてベランダの手すりなどにぶつかって風切り音がビュービュー。
これが春を呼ぶのかどうか?
来週明けには20度を超えるような日もありそうです。

去年の桜の開花は例年より10日~2週間早く、花見塊状その関係者を大慌てさせました。
今年はどうやら平年並みの小学校などの入学式の頃に合わせて満開を迎えそうです。

大阪の開花予想が29日頃だそうです。

 

吹き殴る雨でロクに写真もないので1週間ほど前の「ならまち」の風景を少々。
京都の裏小路のように奈良にも狭い路地を巧みに入って行くと新しい発見をする場所が
特に古い町並みのところにいっぱいあります。

特に奈良市内でもJR奈良駅から京都に向かう奈良(みやこ路)線と桜井方面に向かう
桜井(万葉まほろば)線の線路より東側には古くからの街並みがどっぷりあります。

以前から「ならまち」を少しずつご紹介していますが、
ガイド本にしたらちょっとした百科事典ほどの厚みぐら
いになりそうで奥が深すぎます。
今回は下御門(しもみかど)町付近を少しだけご紹介。

右の絵地図もその一部。
表通り(と言っても幅員4mほど)は下のラインで
右側の植栽と店舗(印)の間が細い路地になっている。

 

 

 これが真中辺りに載っている井戸から奥

   

突き当りには右の写真のような雑貨店があったりして、掘り出し物がありそうな予感ですよね。

振り返ると ↓ のようなコチラ側が店の表になっていて表通りからでは全く見えません。

 

表に出てきて隣を見ると現代和風の店構えのお店が ↑

その隣が風呂敷屋サンで次がカフェ

        

古いんだか 新しいんだか?
間をとるとこんな感じかな?と言うのがまたその隣

面白いですねぇ。

こうやって思い出しながら居ると歩き疲れた思い出も重なって
小腹が減って家で軽く善哉にしました。

なんのこっちゃ?


ここにも春

2014年03月12日 23時11分27秒 | ひとりごと

ファッションとかには特別疎い私です。
それでも3.1の「東京ガールズコレクション」(TGC)や3.2の神戸ガールズコレクションは
ファッションなんて分からなくてもお気に入りのモデルさんたちが出場するのでチェック!

写真投稿サイトのインスタ(Instagram)や、ぐぐたす(Google+)でもチェックチェック!!

ま、そっちはどうでもいいんですけど仕事で直接関係している建築業界でも4月からの
新製品の紹介などのフェアが目白押し。

今日もあるメーカーさんの商品やサービスを通じた提案や取り組みを見せてもらいに
バスの送迎・お弁当付きで連れて行ってもらいました。

       

2月の大雪で生産や部品の工場が潰れたり、流通の不具合などで住設品などの受注停止が
解けていない中でも、多くの流通やビルダー・工務店・設備業・エクステリア業の担当者も
エンドユーザーさんも来られていました。

               

 

日中はとても良い天気で大阪のシンボルも高速道路からよく見えるほどで
暖かくなったのですが、風は強めで、当然の様に花粉や微小粒子状物質
の飛散は多くて、僕も含めてマスク着用者もソコソコ居ました。

鼻水が出る方ではなくて鼻の奥がカラカラに乾燥したようになるのと
粉っぽくて顔が痛痒いのを防ぐ意味です。
明日の朝も胸が苦しくならないための予防なんです。

遠景の山々は白っぽく霞んで見えたのだけれど明るい日差しに草花も明るく輝いてました。
  
        

月齢 10.8の上弦の月までも明るい空にくっきりと見えました。


もどかしい

2014年03月11日 23時47分57秒 | エエのんかなぁ?

朝はかなり冷えていましたが昨夜の風の強さが霜の降りるのを阻止したのか、露天駐車場の
車の屋根もフロントガラスも凍てついてはいませんでした。

朝のモーニングショーはどのチャンネルも四文字姓のペテン作曲師と影の暴露者のドロドロを
さも掘り下げたような番組ばかり。
もう辟易として聞く耳も見る目もない。

その後は三年前の午後2時46分の東日本大震災の犠牲者の慰霊・追悼式典などに向けての
実況LIVEや遅々として進まぬ復興の検証と指摘ばかり。

人の集まるスーパーであったりホームセンターではボランティアの募金箱が買い物をして出て
きた客に、つり銭の小銭でも入れなければ通れないように立ちふさがる姿。

いつもながら本来の募金としての使徒に首を傾げる僕はこういう人たちの箱には募金しない。

テレビの中継でも復興が進まず住みもできない場所に防波堤は愚か交通標識だけが新たに
立てられたり、行政と実際の生活者とのギャップばかりが目立つ報道。

3兆円にも及ぶ復興のための資金が国と自治体とのまとまりが無くて宙に浮いたままだという。

確定申告では 復興所得税 という通常所得税以外に税金を上乗せして取られた。
その上、復興や福祉のために消費税がアップされる。

実際に現地に赴いて復興のお手伝いや作業などできないから、何とか資金面でしか救援する
手立てがないのが現状だけれど、自動的に税金などで取られる上に銀行でもカード会社でも
募金を頼まれ、買い物のポイントでも寄付を推奨される。

本当に困っている方達に痒いところ(痛い処)に手の届く使い方をしてもらえるのなら進んで
差し出しもしよう。
そこのところ、どうなんだろ? と疑わねばならぬ社会が悲しい。

 

追悼も救援も含めて3年前の話をするにはこんな場所も時間も全く足りないくらい尽きない。

だからもどかしいけれど祈るしかない。

閖上地区など、もう過去の住民の何十%もの人が戻って生活する意思がない場所には
全国の休耕地とかで行われているメガ・ソーラーり設置とかを考えた方が早いのでは
ないだろうか? 

 

頭の良い官僚人など、もっと身を入れて考えてくださいよ。

そんなことを考えているうちにまた今日も南海トラフや東南海大地震など起こらずに過ぎようと
している。

明日の朝、地球がまた回転してこの太陽を拝めるのか? 
がれきの下敷きになって目を覚ませないままになるのか?

 


素朴なお菓子

2014年03月10日 21時58分48秒 | 下町グルメ

毎日コメントを頂いている ”すーサン” が家族旅行でお留守なもので、彼が胸焼けをする
心配もないので昨日に引き続き和菓子の話題の日記にします。

と言ってもそんなに甘い甘い物ではなくて米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて
着色し、型に押して乾燥させた干菓子である落雁(らくがん)についての話題です。

       

関東などで主に蒸して乾燥させた米(糒(ほしい、干飯))の粉を用い、これに水飴や砂糖を
加えて練り型にはめた後、ホイロ(焙炉)で乾燥させたものを落雁(らくがん)といいます。

            

関西では加熱していない米の粉を用いて1.同様に水飴を加え成型し、セイロで蒸し上げた後、
ホイロで乾燥させたもので白雪糕(白雪羹)(はくせつこう。「はくせんこ」とも言う)。

総称して大分類で 「お干菓子」と呼びます。

                  

その菓子舗独特の木型(木枠)を持っていて、単色の物もカラフルな物も職人さんの技法で

       

見事に型抜きされてできますね。
それを現代風に言うとアソートとして美しく盛りあわせられて贈答品としても使われます。

お抹茶の席に使われたりする小さなものとか、仏壇のお供えの装飾品としてお供えとする
場合の大き目の物とかありますね。

これもそんなに甘くなく、8日の日記 もうひとつの「お水取り」 で紹介した良弁椿
閼伽の水などの生菓子同様、日本独特の伝統の食の芸術じゃないかと思います。


ゴチになりました。

2014年03月09日 22時15分17秒 | 下町グルメ

花粉がブンブン飛び回る中、大阪での仕事でした。

10時半ごろにお客様が「お昼は? 今日もお弁当モチ?」と尋ねてくださった。
基本、日曜日の仕事は”奥”も休んでもらわんといかん主義なんで外食すると決めている。
『いえ、今日は食べに行きます。』と答えると「一度誘いたかったから一緒してくれるかな?」と
おっしゃってくれたので『お願いします。』というと「じゃ、予約しに行ってくる」と出かけられた。

ソコソコの時間帰って来られなかったので 
ん?遠い?  いや、ついでに買い物でもされてるんだろう。  なんて考えてたら戻って来られた。

「予約しないとアウトかも知れないけどなんとか大丈夫でした。」と笑顔で帰って来られて
「ランチでもちょっと食べるのに時間がかかるけど今日中に終われるよね?」と。
『昼を簡単に済ませるつもりだったので予定では3時頃に失礼するつもりでした。』
「うーん、1時間半ぐらいかかるよ?」
『と言うことはコースの料理か何か?』
「うん、そう。」

ありゃありゃ、まあ時間的には余裕を持っているから大丈夫だけど値段が心配だなぁ。
「12時半に予約してきたから」  『はい、そのつもりしておきます。』
「店の駐車場が5台しか止められないから満車だったら近所のコイン駐車場ね」
『えっ? 車で行くほどの距離なんですか?』
「歩いていくにはチョッと距離があるよ。」  どおりで時間がかかったわけだ。

と言うことで12時20分ぐらいには仕事の予定も85%ぐらい進捗していたので余裕をもって
出掛けることに。
車だったら3分とかからなかったけれど案の定駐車場は満杯で20mほど先のコインに。

自然食レストランでカタカナのお店なんだけれど仏とか伊とか言ったジャンルは関係ないみたい
でした。
先ず出てきたのは 食前酢 と %$#&◇〇 (説明を聞いたけど忘れた)に、季節の前菜
盛り合わせ。

 

左はカリッとしたパンみたいなのにネギ味噌風味の??? 
右は野菜のバーニャカウダとか春野菜のテリーヌにサラダ。
スティック状のものはパンみたいなビスケットみたいな? 細かく砕いてスープのクルトンみたいにしてサラダと混ぜて食べると面白い食感でした。

で、次はニンジンのポタージュと魚料理と肉料理。



ほのかなニンジンの香りでよほどのニンジン嫌いでなければスゥーッと入る感じのスープ。
魚は長崎産のイサギ。白いソースとアサリもよく合いました。
肉は牛ロースのステーキでした。 香ばしく焦がした感じのソースが面白いハーモニー。

おかわり自由のパンがあったのですが画像は撮り忘れ。 もちろん、おかわりしました。

そのあとは愛媛産こしひかりを少し硬い目の感じで炊き上げた洋風炊き込みご飯と
ラストのデザート。  

  

なんだったっけ? のシフォンケーキ と こだわり卵やホニャララのプリンなんだけど
ほのかな甘さの不思議な味でとても美味しくて、でも舌触りは杏仁豆腐風。

 

お支払は「一度連れてきてあげたかったので御馳走させてください。」とありがたいお言葉。

そっとメニューを探ってみたら  (@_@;) 2,600円でした。 
高いだろうなとは思っていましたが ウムウム 納得。

とても自分ではお金を出していけないお店に連れて行ってもらいました。


もうひとつの「お水取り」

2014年03月08日 22時54分48秒 | 奈良学

奈良市内 ならまちに行く用事があって、ふと思い出した。

お水取りのメインイベント会場:東大寺二月堂の前にある開山堂の椿は良弁椿
別名のりこぼしと言われています。

 

前行の別火で祭壇を飾る造花の椿を作りますが、これは二月堂下の開山堂の下に咲く奈良
三銘椿の一つ「糊零し(のりこぼし)」を型どった物で2月23日の「花ごしらえ」で連行衆によっ
て作られます。

奈良市内にある老舗の和菓子屋さんは挙ってこの時期、この椿に因んだ菓子を作ります。
ならまちに行ったついでにその椿を手に入れようと少し歩いてみました。

まず最初に脇戸町にある中西与三郎さんを訪れました。 

  


<誰となく独白南無観世音 折から名残り雪>
誰もつぶやいてなかったけど・・・南無観世音。

 
                                                   一個380円
こちらの椿は南無観椿と言いかなり有名だったのですが
残念ながら臨時休業でした。 (どうも御不孝があったような感じでした。)

そこで餅井殿商店街の方へ向かって下御門(しもみかど)町のアーケードに入りました。

                        

こちらも有名な老舗:鶴屋徳満さん
こちらでは「春告げるお水取り、二月堂の椿樹は御行を清楚な佇まいで見守ります。この名
椿にちなんで生まれました。」 と 開山 良弁椿(ろうべんつばき)

             三個入り1,470円

3月12日の深夜、二月堂の本尊に供える閼伽(仏様に供える香水)を二月堂下に建っている
「閼伽井屋(あかいや)」の若狭井(わかさい)から汲み取る行事でこれを修二会全体を現す
「お水取り」になっています。

お水取の行は若狭井(閼伽水)から汲みあげた聖水を御仏にささげます。
「この清らかさをお菓子にイメージしてみました。」と言うことで 閼伽の水(あかのみず)


というのも期間限定(~3月末)で販売されていました。

最初の修二会で、毎夜の神名帳の奉読に応じ全国津々浦々の八百万ノ神が競って二月堂へ
来堂し、行法を祝福しましたが、若狭ノ国(福井県小浜市)の遠敷明神(おにゅうみょうじん)
だけが日本海の沖で魚釣りをしていて、3月1日東大寺に来られず、修二会も後2日で終わろ
うかとする12日になってから、やっと来ましたが、うっかりサボった罰として、詫びのしるしに
若狭の水を献上する事になり、二月堂下の大岩の前で一心不乱に祈って折ると、岩がパックリ
と割れて、割れ目から白と黒の二羽の鵜が飛び立ち、甘泉がこんこんと沸き出しました。
現在そこに閼伽井が掘られ、その閼伽井を若狭井と名付ました。


3月12日、13日、14日の「後夜」の終わりにある「達陀」と呼ばれる火の行法で、練行衆が
「火天役」と「水天役」の1対になり、鈴、錫杖(しゃくじょう)、法螺貝の音に合わせ、踊る様に
して勤めますが、とりわけ「火天役」は堂内で大松明を振り回し、それこそ人々の煩悩を焼き
尽くさんばかり、相対する「水天役」は水を撒き、それは実に華麗(かれい)かつ幻想的な
行事で、最後に「火天役」の持つ大きな松明が礼堂に引き出されて、三度上下した後、ドンと
ばかりに床板に打ち据えられると、人々は、凄まじく飛び散る火の粉に一瞬息を呑みます。


ちっぽけな謎

2014年03月07日 22時02分00秒 | どうでもエエこと

あんまり真剣に読まんといてください。 ええ加減な日記ですよって。

あ、今日に限ったことや無かったですね。 (^.^)
いや、ちょっと気になったことが溜まって来たのでストレスの溜まらんように吐き出しておくだけ。

もう、少し前のことになりますがソチ・オリンピックを見ていて、最近のアスリート?て言うんです?
スポーツ選手? 男も女もブサイクな人が居なくなりましたねぇ。
と言うよりも美男美女ばっかりやなかったですか?

や、目標(メダル獲得)に向かって頑張ってる人は美しい! なぁーんて綺麗ごとは無し!!
けどホンマ、エエ男とエエ女ばっかしやった。

のは何故

 

コンビニで売ってた新聞
全国紙・地方紙・経済紙・スポーツ紙に碁・将棋・釣りのではなんとか理解できるけど 

秋元康さん、商売ジョーズだねぇ。 もちろん買う人が居るからなんだろうけど。
チラッと見えてる最終面にはSKE?  せめて関西やったらNMBをトップにしいーな!

ホンマに売れてるん

 

言葉は無いけどこの写真

弾けるん?    ほんでやっぱり72弦ギターて言うん


商売柄か?

2014年03月06日 23時18分18秒 | 下町グルメ

基本的に蟹は、前に歩くヤシガニか高見を望むタカアシガニが主流で、横に這う(ヨコバイ)種類の
ズワイ・タラバ・マツバ・沢・ワタリなどは滅多に食べません。

というのは真っ赤な大嘘で、低所得貧乏なので高くて食べられないだけです。
そうは言うても一冬に3~4回は食べやんと春が来ぃひん我が家です。

最近あんまりええモンが無かった共同購入型クーポンサイトのグルー〇ンで、ついつい釣られて
買うてしまいました。

途中経過はもう食べるのに必死やったんで --- 省略 --- さしてもらいますけど 
鍋はやっぱりシメの雑炊ですやんねぇ。

半熟の溶き卵に刻み海苔と来たらもう、たまりませんわー。


普段からブログのネタに貧窮してると言っていたら 「温室生まれの温室育ちやで!」と
たった一本生えていた土筆をとってきて見せてくださいました。

そう言えば  と去年土筆がいっぱい生えていたところを思い出して通ってみた。

あれれ? これって去年の第何弾かの残りもん? 今年のにしては早いし、えらい茶色いやん。
まさか今年の分の終わりかけ?  けど、去年のやったらいつまでもこんな形を留めている
はずがないけどなぁ?   かなり疑問でした。

 

そろそろ写真や動画投稿サイトに東大寺二月堂の修二会、お水取りの「お松明」の画像や
動画がUPされ出したので、ボチボチ春が来るはず。

かなりの冷えが戻って来たのでロードバイクは開店休業中です。


初シネマ と ・・・

2014年03月05日 22時33分35秒 | 映画

映画とテレビドラマの話題となります。

今年初めて観た映画は2月1日から公開されていて東京では今週で上映終了の予定となって
関西を含めてその他の地域ではもう少し先まで上映される感じの作品でした。

抱きしめたい-真実の物語- 


壮絶な交通事故で左半身と記憶に障害が残ったものの奇跡的に生還した女性と、彼女を愛し
配偶者となって見守り続けたタクシー運転手の実話をもとにした物語でした。

          
          

作品が良いとか悪いとか映画素人なのでそんな生意気なことは言えません。
でも、フィクションではなく実話だったわけです。

全く意識が無く昏睡状態だった人が命を取り留めたばかりでなく明るく前向きに生きて行く
肉親の親子の愛 そして夫婦の愛 友人たちの愛 様々な愛の形が見事に表現されました。

エンドロールの文字のスクロールが終わった後にも 映像がありました。

 

テレビドラマ 僕のいた時間 (フジテレビ系、水曜22時)
コチラも後天的(90%程度が遺伝性を認められない孤発性)な筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、略称:ALS)を発症した
若者と支えたいとかでなく純粋に1分1秒でも彼と一緒に、彼の横に居たいと思う彼女。
そしてそれを取り巻く家族や友人達の思いやりを織り交ぜたストーリーだ。


               
              

決して同情とか憐みとかでない。
少なくとも彼らの歳よりはるかに長い時を過ごしている訳だけど、いつ自分の身体が動かなく
なるかも知れない、命が絶たれるかも知れない。
そのなかでそんなに強く生きて行けるかなんて全く思えない。


あんまりよう 知りませんでした。

2014年03月04日 21時58分46秒 | 奈良学

大阪市内で仕事の帰り道に寄るところがあって西名阪自動車道(NEXCO西日本)を帰る途中
久しぶりに香芝サービスエリアにマーキングに立ち寄った。
近すぎて滅多に立ち寄ることもないので売店などついでに覗いてみて土産物を見学。

大阪側から奈良県に入ってすぐのサービスエリアなので大阪の土産物ばかりかと思いきや
神戸や京都の物に混じって奈良の土産物も置いてありました。
面白いですねぇ、一度も奈良に降りることなく奈良の土産を買っていく人がいるのでしょうかね?

そこで見たのが

               

なんだかほとんど しかまろくん というキャラクターの商品と大粒の鹿のフンチョコ。

ん?  しかまろくん? え?  そんなキャラクター居たのかな? と思って調べてみたら

しかまろくんは、2011年ごろから奈良市観光協会のキャラとしてイラストが使われており、昨年5月に正式に同協会のマスコットして誕生したもので、奈良市の観光PRを担っている。
そうだ。

県民でありながらその しかまろくんは見たような記憶はあるが知らなかった。

奈良市観光協会のマスコットキャラクター「しかまろくん」の画像が2月1日、ツイッター上に
投稿され、「せんとくん」が「奈良市観光協会に見捨てられた」などと話題を集めていたと
いうニュース記事を発見して大驚き

『ツイッターに投稿された画像は現在5900以上リツイートされ、2ちゃんねるのまとめブログなどでは、「せんとくん死亡」などの見出しが並んでいる。
2月4日のポータルサイトライブドアのトップページ、ブログニュースにも「せんとくんに協会から死亡宣告?」との見出しが踊った。』 とも掲載されていました。

奈良市観光協会に奈良経済新聞社が確認をしたところ
、「せんとくんは奈良県のキャラ。しかまろくんは奈良市観光協会のキャラで、別に見捨てたわけではなく、せんとくんとともに奈良を盛り上げていきたい。」
と返答を得たそうだ。

県にも問い合わせたところでは
「誤報が流れるのはつらい。せんとくんは元気に頑張っています。これからも応援してください」と死亡説に困惑の様子だったそうな。

奈良経済新聞社の記述をそのまま引用すると
せんとくんは、2010年に奈良で開かれた平城遷都1300年祭のマスコットとして誕生した。同祭が終わってもその人気が継続していたことから、2011年から奈良県に就職することとなり全国を飛び回り奈良県のPRを行っている。

 しかまろくんは、2011年ごろから奈良市観光協会のキャラとしてイラストが使われており、昨年5月に正式に同協会のマスコットして誕生したもので、奈良市の観光PRを担っている。
と言うことでようやく納得。

チョイと探してみたら


ありました。   (^_^;)

それにしてもいくら大河でブームとはいえ

こんなのも 奈良のサービスエリアに置いておくものなんでしょうかね?

あ、製造・販売業者は大阪の会社でしたけど。


上巳の節供

2014年03月03日 23時07分00秒 | ひとりごと

今日は雛祭りで桃の節句とも言われる日で、ブログなどを巡ってみても雛飾りやちらしずしなど
関連の話題や映像を見ました。

JR京都駅ビルの中でも階段を利用して大きな雛壇が表れていたようです。

雛人形の歴史を見ると、雛祭りは、もともと古代中国において三月の最初の日に、災いを祓う
行事が起源と考えられていたようです。

日本にはには七世紀頃に伝わり、平安時代にはお祝いとして宮廷の年中行事となり、定着され
たのですが、600年ほど前の室町時代や安土桃山時代までは祝い事と言うよりも中国伝来の
無病息災を願う御祓いスタイルとして伝えられ、江戸時代になって寛永6年(1629年)、京都
御所で盛大な雛祭が催されたのが今に伝わる形となり、大奥・上流階級・庶民へと降りて来た
ようです。

陰陽師(おんみょうじ、占師のこと)を呼んで天地の神に祈り、季節の食べ物を供え、 また人形
(ひとがた)に自分の災厄を託して海や川に流すという形式が紫式部の『源氏物語』や、清少納
言の『枕草紙』にも見られたとか。

江戸時代中期には、女性たちばかりでなく、女の赤ちゃんの誕生を祝う初節句の風習も生れ
て、 ひな祭はますます盛んとなって広まったようです。

それでも幕府がたびたび奢侈の禁令を出し、雛道具 も寸法を厳しく制限すると、それを逆手に
とり芥子粒に例えられるほど小さな「芥子雛」や極小の雛道具類が生まれたという記述もあり
ます。
それでも名古屋市にある徳川美術館で毎年飾られるものなどは細かい細工が施され、高価な
生地や装飾品と嫁入り道具のミニチュアなど見るとかなり豪華なものでした。

上巳の節句が三月三日に定まったのは、我国では室町時代(約600年前)頃のこととと思わ
れ、明治に入って新政府が従来の節句行事を廃止して新しい祝祭日を定たものの長い間
人々の生活に根を下ろした行事は簡単になくなるものではなく、やがてまた復活したようです。

平安時代始まった寛永雛・元禄雛・享保雛・芥子雛・古今雛・明治雛・大正雛.昭和雛・平成雛
と流れを経て受け継がれていますね。

大きくは関東雛(向かって左にお殿様が座っているもの)と京雛(右にお殿様が座っているもの)
との違いがありますが、大正天皇からは関東雛の配置が一般的になっているようです。

各地で2万3万というように何万体もの雛人形を集めたイベントが開催されたり、町屋で飾りを
展示したりと地区ごとに開放したりして振興の一端を担っているところも多いですね。

でも男で食い意地だけの楽しみとしては

 

どうしてもコッチに目が行ってしまいました。


18才~25才の小柄な女性

2014年03月02日 22時55分06秒 | 奈良学

ときどきコメントをくださっている あいうえだぁさんのブログに2月21日(金)に弥生時代の
完全なる成人女性人骨が展示されていると記載があり、イベントとして箸墓プロジェクト
-始まりの前方後円墳-が開催されていると紹介されていたので期間中に是非行きたいと
プチ・サイクリングを兼ねて行ってきました。

      

後ろに聳えている大鳥居は大神神社(三輪明神)の参道の入り口。
そのすぐ北西にある桜井市立埋蔵文化財センター。
右はイベントのフライヤーです(拡大できます)。

ウチからちょうど片道15Kmのサイクリング約390Kcalの消費でした。

館内ではイベントに合わせて箸墓古墳についての出土品や構造についてなどの様々な展示が
施されていました。

         

入ってすぐ正面の印の中に平成13年度の大福遺跡第22次調査で確認された人骨が。
仰向けで足を曲げ(仰臥屈葬)されていました。

画像はあまりにも忠実で生々しいので小さくさせていただきました。
(あいうえだぁサンは故人に敬意を表して掲載されていませんでした。)

その他の展示は綺麗に整理されていて見やすい配置になっていました。

とても興味深く40分は掛けて見せてもらってきました。

念のため箸墓古墳とは
纒向遺跡の箸中に所在する箸中古墳群の盟主的古墳であり、出現期古墳の中でも最古級と
考えられている3世紀半ばすぎの大型の前方後円墳。
この古墳を、『魏志』倭人伝が伝える倭国の女王、「卑弥呼」の墓とする(邪馬台国畿内説)説も
あります。
箸墓古墳の築造年代も卑弥呼の没年(248年頃)に近い3世紀の中頃から後半とする説も出て
きています。