ときどきコメントをくださっている あいうえだぁさんのブログに2月21日(金)に弥生時代の
完全なる成人女性人骨が展示されていると記載があり、イベントとして箸墓再考プロジェクト
-始まりの前方後円墳-が開催されていると紹介されていたので期間中に是非行きたいと
プチ・サイクリングを兼ねて行ってきました。
後ろに聳えている大鳥居は大神神社(三輪明神)の参道の入り口。
そのすぐ北西にある桜井市立埋蔵文化財センター。
右はイベントのフライヤーです(拡大できます)。
ウチからちょうど片道15Kmのサイクリング約390Kcalの消費でした。
館内ではイベントに合わせて箸墓古墳についての出土品や構造についてなどの様々な展示が
施されていました。
入ってすぐ正面の〇印の中に平成13年度の大福遺跡第22次調査で確認された人骨が。
仰向けで足を曲げ(仰臥屈葬)されていました。
画像はあまりにも忠実で生々しいので小さくさせていただきました。
(あいうえだぁサンは故人に敬意を表して掲載されていませんでした。)
その他の展示は綺麗に整理されていて見やすい配置になっていました。
とても興味深く40分は掛けて見せてもらってきました。
念のため箸墓古墳とは
纒向遺跡の箸中に所在する箸中古墳群の盟主的古墳であり、出現期古墳の中でも最古級と
考えられている3世紀半ばすぎの大型の前方後円墳。
この古墳を、『魏志』倭人伝が伝える倭国の女王、「卑弥呼」の墓とする(邪馬台国畿内説)説も
あります。
箸墓古墳の築造年代も卑弥呼の没年(248年頃)に近い3世紀の中頃から後半とする説も出て
きています。