こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

丸太材の活用

2012-12-21 08:25:16 | 環境・森林

12月21日信濃毎日新聞

{中川ひろじ県政レポートNO5コラム}
▼平成二〇年度にスタートした「森林づくり県民税」が本年度で五年目を迎え今後について、「みんなで支える森林づくり県民会議」「長野県地方税制研究会」等で検討が行われている。今六月定例会でも森林・林業に関連する質問が多かった▼南佐久選出の依田明善議員から丸太杭の活用について提言があった。聞くところによると、東京駅の駅舎には青森県産の松丸太の杭一万千五十本使われ、粘土層の軟弱地盤から八十年間、東京駅を守って来たと言う。松本城は、石垣の下に同じく松丸太を筏状に敷き詰めた「筏地形」なるものが施され四百年以上町全体を支えている▼話は変わるが、松食い虫が今年も至る所で目に付く。これまでも多額の予算を投じて対策を講じてきたが、決定的な対策が無い。木はまさに百年の計が必要である。この際、松林を伐採し樹種転換することを提案する。長野県内にある松林を計画的に伐採すれば膨大な松材が世に出ることになる。松材の利活用も検討されなければならない。丸太杭もその活用の一つであろう。東日本大震災で東北の海岸端は軒並み八十㎝の地盤沈下が起きている。復興のため松丸太が活用されるならば松も本望だろう。2012年6月議会報告

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