

会派の県外視察二日目です。宿泊地の出雲からJRで宍道まで行き、木次線に乗り換えて雲南市にやって来ました。雲南市は、平成16年に6町村が合併してできました。雲南市には、もののけ姫のモデルとなった、たたら製鉄所がありますが、たたらに代わる新たな里山活用として、森林バイオマスエネルギーの活用、里山放牧の推進、コミュニティビジネスの推進をしています。
今回は、森林バイオマスエネルギーの活用について調査を行いました。雲南市では、山中にある切り捨て間伐材や雪害による倒木などを、市民が土場に搬入し、1トンあたり2000円の現金と4000円の地域通貨「里山券」に変えることができます。昨年で、最高85トン持ち込んだ方がいたそうです。


集められた材木は、必要に応じてチップ化し、公共施設へボイラーの燃料として供給をしています。

