長野県最古の馬頭観音と記されてます。関が原の戦いの頃、松本にいた小笠原秀政の次男、家脩の馬を供養したものであると土地の古老が話してくれました。
松本市には片倉兼太郎の実弟である今井五介がつくった製糸場跡があります。今井五介は、繭の品種改良を行い全国に広げたほか、後の松商学園となる松本商業学校の設立、後の大糸線となる信濃鉄道の敷設など、松本の近代史を語るときなくてはならない人です。その今井五介の銅像が松商学園の講堂にあると聞き、見学をさせていただきました。思っていたより大きな像でした。当時、民間資金で産業と教育そして鉄道というインフラまで整備したとは、今ではとても考えられませんね。