労働組合の新入組合員向けの学習会で講演を頼まれた。演題は「憲法とくらし」、なぜ労働組合が政治闘争をたたかうのかも含めて話をしてほしいとのこと。最近の講演は、もっぱら安保法制関連が多く、あらためて若い人向けに新しい話を考えるのは時間的に言っても、今現在の忙しさから言っても無理なので、安保法制がらみでお話を組み立てようと考えています。
これからの未来社会を生きる若い皆さんだからこそ、どういう社会にしたいのか、どんな生き方をしたいのか、そのためにどうすれば実現できるのかということをストーリーにしたいと考えています。
そこで、日本国憲法がどんな社会を目指そうとしているのかをお話して、方や自民党の憲法草案はどんな社会を目指しているのか、対比しながら考えてもらえればと思います。
そして「憲法第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」「不断の努力とは」「濫用とは」「公共の福祉」とは何か考えることで労働組合の存在意義を自分の問題として考えるきっかけになればいいのかなと思います。
あと一週間あるので、ブログに書きながら自分の頭を整理したいと思います。