県議会「改革・創造みらい」の松本管内現地調査第1弾で、安曇野建設事務所より松本糸魚川連絡道路安曇野市新設区間の計画案についてお話を聞く。田んぼなどの耕地やワサビ田をできる限り残すルートとしたことや、三川合流地点の橋梁部の技術的な課題がクリアできたことなどをお聞きしました。
次に、黒沢川調節池。黒沢川は、中流部分において伏流し、最下流部が尻無川状態となっていて、集中豪雨の際には氾濫し浸水被害が起きている。一昨年の台風19号災害時の千曲川に合流する犀川の水量を削減するため、調節池をつくる。最下流部で安曇野排水路に接合するため、河川の負荷を軽減するため調節池がつくられる。
次に、梓橋の三車線化の工事について。日に1万台の通行があり、梓橋東詰では渋滞が常時発生しているため三車線化をする。昭和6年に建設された長野県内でも最も古い大橋脚の一つ。昨年の集中豪雨で河床がだいぶ下がってしまったので、補強をしながら工事を進めている。
松本市内環状南線中条陸橋。20年越しの街路事業がようやく完成真近になっている。
次に南松本駅南側踏切の渋滞解消のための出川双葉線のアンダーパス工事計画について。周辺住民の皆さんのご協力の元、R5工事着工に向けて鋭意準備を進めている。
塩尻鍋割穂高線今村橋架け替え工事。今年11月完成を目指しているが、昨年7月の集中豪雨で河床が崩れたため災害復旧工事と並行して工事が行われている。
*今回の現地調査で感じたことは、個々の現場の課題もさることながら、全体としての流れを知ることができたことが収穫。