こんにちは「中川ひろじ」です。

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第50回衆議院選挙を振り返って その1

2024-10-29 09:39:04 | 政策・訴え・声

政治は変わる!

 第50回衆議院選挙の結果が出た。社民党は、持続可能な社会を目指して、「食と農業」「ジェンダー平等」「脱原発・気候変動対策」「脱成長・新自由主義経済政策からの脱却」などを訴えるとともに、日頃暮らしや仕事の中で感じている「不安」や「何とかしてほしい」という国民の思いをつなぎ、それを力として政治を変えていこうと訴えてきた。

 特に、北陸信越ブロック比例単独候補の堀井おさむさんは、50年にわたる農業経験を礎に、「自給率アップに向け米を食べよう」「農業を守るため個別所得補償の復活」「子どもたちの命と健康を守るためオーガニック学校給食の実現」を訴えてきた。

 この衆議院選挙において、社民党の目指すべき社会像を、これまでより明確に訴えることができた。持続可能な社会をつくるためには、大企業優先の政治では到底できない。新自由主義の競争社会は一方の局に格差と貧困を生み出し、「孤立」と「自己責任」を生み出してきた。同時に、「利益のでないもの」を切り捨ててきたがゆえに、人間が生きていくために必要な社会的共有資本(コモン)の分野が広がってきた。ここで働くエッセンシャルワーカーの重みも次第に大きくなってきている。

 人口減少社会にあって、経済の成長を望むことは物理的に不可能だ。持続可能な社会とは、政治の力による経済への「規制」があってこそ可能になるのである。新自由主義の経済政策が人口減少社会をつくり、この国の持続可能性を奪ってきた、そのことに目を向ける時がきた。

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