フランス駅

バーゼルは国境の街です。電車で１０分も行くとすぐドイツだし，中央駅にはフランスの領地（って，別に占領しているわけではないけど）と言うことになっているフランス駅もあります。写真の左の方がフランス駅です。線路にかかる橋の上から写真を撮ったんですけど，橋のフランス駅の上の部分はもちろんスイス領です。
なんか日本人的感覚からするとよー理解できん感じです。（笑）
このフランス駅，入るときはほとんどフリーパスだけど（今までパスポートの提示を求められたことはありません。何と寛大な国なんだろ），かえってくるときは結構厳しいときがあります。その厳しいやつによく私はひっかかります。なんでだろ？

2004年秋レオンハルト教会(2)

　今日はこの教会で毎週行われるオルガンコンサートを久しぶりに聴きに来た。この前聴きに来たのはいつ頃だっただろうか。確か夏頃だったと思うが，そのあと日本に２回一時帰国したりしたこともあって，しばらくご無沙汰していた。この定例金曜コンサートは毎週一回，休みなしで１年を通じて行われる。いつ頃から行われているかは知らないが，毎週金曜日の６時１５分になると，近所から老若男女が聴きに来る。もちろん教会に人があふれるといった人数ではないが，毎週一定数の人は必ず集まる。日本式に言えば，地域に密着した行事として定着している，といったところか。
　教会の入り口には簡単なプログラムを配る人がいて，いつものようにそれをもらう。プログラムを見ると今日の演奏者はバーゼルの学生のようだ。曲目はスベーリンク，パッヘルベル，シャイデマンそしてバッハの作品。とりわけバッハのBWV538のトッカータとフーガ（ドリア調）は好きな作品なので，楽しみだ。オルガンと演奏者がよく見えるよう２階正面の席に陣取り待つ。