リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

道中 (2)

2005年07月08日 23時55分13秒 | 日記
楽器を飛行機に持ち込むのはいつも大変ですが、最近はS航空を利用していまして、ほぼ問題なくキャビンに持ち込んでいます。今回は何と二人で3台(バロック・リュート、ルネサンス・リュート、アーチ・リュート)を持ち込むわけですが、チューリヒからはフリーパスで無事シンガポールまで持ち込みました。ボーイング747は座席上のラゲッジ・スペースが広いので、3台とも楽に入りました。二人で3台というのは快挙ですね。

シンガポールでの接続があまりよくなくて、なんと16時間待ち。このくらい長いとかえってあきらめがつきます。(笑)一旦入国してホテルの部屋を取りました。
シンガポールに到着した日にちょうどIOCの総会が始まったところで、空港にはいろんなことばによる歓迎垂れ幕がありました。

楽器を3台と荷物少々を持って、空港のすぐそばのMホテルへ。実は私はマイレッジ欲しさに最近はずっとS航空を使っていまして、シンガポールでトランジットするときは、いつもこのMホテルにしています。チャンギ村にあるMホテルは、昨年改装しまして、超豪華ではありませんが、なかなかいいホテルです。シティに行くのは少し遠いんですが、近所に村の人が行く大食堂街があり、ここがまた安くてなかなかおいしいんです。この日はインド系の店に入り、カレー系盛り合わせ(野菜やチキンなどのトッピングを5種類くらいで5ドル(約330円)です。そのあとフルーツ盛り合わせが2ドルでもう堪能しました。日本人向けに味がアレンジはされていませんので万人好みではないかもしれませんが、その手の料理がお好きの方には超おすすめスポットです。椰子の実まるごと一つのジュース(上部をパカッと切っただけのワイルドなものです)は1ドルでしたよ。

食事をしてちょっと近所をぶらぶらしてホテルに戻ってしばし爆睡。目覚めてからテレビをつけたら、2012年オリンピック開催地の発表セレモニーをやっていました。いっそそこまで行ってみようかなとチラッと思いましたが、さすがに疲れていたのでテレビで見ることにしました。