リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

道中 (4)

2005年07月10日 23時59分25秒 | 日記
シンガポールからの便はほとんどが日本人。久しぶりに聞こえてくる日本語の会話です。バーゼルではいつも大きな人に埋没していたせいか、眼に入る人たちの嵩が何か低く感じてしまいます。約8時間のフライトを経てやっと中部新空港に到着しました。今年の2月に新しくオープンした中部新空港ですが、思っていたより小振りな感じでした。飛行機の荷物室に預けたアーチ・リュートも無事でした。あちこち見学しようかと思いましたが、なんせ荷物満載ですので、そのまま故郷のM県K市に向かうことにしました。

有り難いことに空港からK市まで直行バスがありました。これは超便利ですね。でも乗っていた人は私たちを入れてもわずか6人、運賃は1600円でしたが、これで儲かるのかなって感じでした。自宅のすぐ横を通り、(残念ながらそこで降ろしてもらうわけにはいかないのがつらい所)K市の駅前へ。駅からタクシーで自宅に向かいました。

バーゼルにいたこの約2年間はそれまでに比べると、何か変化が大きかった感じがします。セントレアも出来たし、愛知万博も盛り上がりの真っ最中。ヨン様ブームがおこり、すでに過ぎ去っています。(ヨン様の写真は見たことがありますが、動くお姿は見たことがありません)K市駅前にあったテナントビルも壊されて新しい建物が建築中、立派な市立図書館がオープンしたらしいし、駅のすぐ前に交番がどーんと出来ていました。そう、市町村名もいくつか変わっているようです。しばらくはプチ浦島状態が続きそうです。