リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

台風

2005年07月26日 18時28分08秒 | 日々のこと
今日は私の誕生日ですけど、台風の風が一日中吹いていました。幸い直撃はしませんでしたが、それにしても一昨日の東京の地震と言い、この台風と言い、日本は自然事象イベントが多い国ですね。

バーゼルは一年を通じてほとんど嵐、大雨、地震がなく、ある意味大変平板な環境です。別の言い方をすれば過ごしやすいということですけど。(笑)

でも、日本のこの多彩な自然事象イベント、私は大好きだったりします。大きな台風が来るときなど、テレビは臨戦態勢になり、刻々とせまりくる敵の情報を伝えてくれます。この臨場感はいいですね。もっとも災害に遭うと困るんですけど。

ウチの近所は、40何年か前の伊勢湾台風でやられまして、家の中に水が入ってきたことを憶えています。まだ小学生低学年で、ぼーっとしていたこともあったので、恐怖感は全く残っていませんが、今同じことが起こったら恐怖ですね。1階のスタジオに置いてあるリュートを全て上の階に非難させて、楽譜類も水につからないように・・・考えただけでも恐ろしい。

今の家を建てるときに、伊勢湾台風時の冠水ラインまで土地をかさ上げして、さらに土台分だけ高くして家を建てました。だから仮に伊勢湾台風並みの水害があっても大丈夫なはずなんですが・・・でも昔といろんな条件が異なっていますから、どうなるかはわかりませんよね。そうそう、知り合いが災害時の長期停電に備えて発電機を用意しておくといいと言っていましたが、これは良さそうですね。