リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

アメリカ・コンサート

2006年03月06日 21時20分53秒 | 音楽系
アメリカから更新するつもりでしたが,結局いろいろありまして,1回更新しただけでした。(レスも一つかきましたが(笑))

コンサートは,はじめは口だけで説明しながら進めようと思っていましたが,会場にプレゼンが出来る設備があることが分かったので,プレゼンをしながら行うことにしました。要するに先週ミューズでやったのと同じものの英語版ですね。(笑)

で,プレゼンファイルは持ってきていないので,日本にいる家内に電話でガイドしながら,アメリカに送ってもらうことにしました。ところがファイルは13メガもありまして,そのままでは添付できません。それで,ウェブから取って来た絵は削除して軽くしたものを,ヤフーのブリーフケースに上げてもらいました。その分はこちらで継ぎ足すことにしました。

コンサートの会場は専用のコンサートホールではなく,空調ファンがやや大きめで残響も少なめでした。こういうときはふんばって大きな音を出そうとするものですが,実際はそんなことをしてもあまり効果はなく,むしろデリケートに弾いた方が効果的なようです。アクースティクスが悪いと言ってもリュートの音自体はちゃんと聞こえますから。

それより照明を工夫しようということで,会場を真っ暗にして,私のそばにスタンドを一つおくだけにしました。スタンドは係の人にお願いしました。多分暗いところの方がリュートの響きが映えるもんなんですよね。

滞在中のホテルはPurdue大学の中にありまして,大学内ほとんど全ての所へ外に出なくても行けます。外はバーゼル並に寒い(道の水たまりが凍っていたので多分0度以下)のでこれはありがたかったです。

これで四大陸でコンサートをしました。って,別に大したコンサートではないですけどね。(笑)あと残るはアフリカと南極だけです。いずれも実現は難しそうですが,機会があったらやってみたいですね。