リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅13第1回講座

2019年09月23日 13時44分22秒 | 音楽系
バロック音楽の旅13第1回講座が終了致しました。

この講座は桑名市教育会との共催で、くわな市民大学「市民企画講座」認定講座です。早いもので今年で13年目を迎えます。最初はレクチャー中心でしたが、コンサートの充実を図り今では全国各地から有能な演奏家を招いてコンサートを行っています。



年間6回ある講座のうち、第1回目と第2回目はレクチャー、その第1回でした。いつものようにパワポで説明文、写真、音源を提示しながら進めていきました。ここ10何年か前からプロジェクタの扱いはとても楽になり、HDMIケーブル一本で画像も音声も接続できるのでありがたいものです。D-sub(VGA)とRCAピンケーブルでプロジェクタとアンプにそれぞれつないでいた頃に比べると雲泥の差です。それとパソコンのコントロール(=パワポのコントロール)は、無線接続のマウス、これも昔に比べると大進歩。以前ナントカ学会の発表で、某大学の某先生は20mくらいの長さのVGAケーブルを使ってらっしゃいました。聞けば自前だそうで、相当高価だと伺いました。ちょっとした笑い話になりそうな話です。

でも便利になった現代でも、一旦どこかが故障するとなかなか大変。昨日はプロジェクタの画像が突然消えてしまうというアクシデントにみまわれました。プレゼンの最中でなかったのが不幸中の幸いでしたが、開演の1分前になっても復旧できませんでした。

ホールの係の方に復旧をまかせて、とりあえずパワポの画像なしで進めることにしました。レクチャーはパワポのプレゼンを前提に組み立てられているので、なかなか大変です。しばらくは音源なしのプレゼンが続くのでなんとかなると思っていましたが、途中から音楽の例示が出てきます。さすがにクチ三味線では無理なので、どうやって乗り切ろうかと考えながらやっていましら、復旧したと係の方から声をかけていただいたので一安心。上の写真は、ちょうど復旧したところです。

実はリハーサルのときにも一度画像が落ちて、その時はすぐに復旧できたのですが、2度あることは3度あるというデンで行くと、かなり可能性はありそうだと終わりまでヒヤヒヤでしたが、なんとか最後まで無事でした。

次回もプレゼンをしますが、そのときにはなんとかしておいてほしいものだと思います。次回は10月20日(日)13時、於くわなメディアライブ、第2回からの参加も可能です。桑名市市民以外の方で参加できます。