リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

シンなんたら

2023年04月27日 14時02分15秒 | 日々のこと
シン仮面ライダーが人気だそうですでに興業収入が20億円突破したらしいです。先月の中頃に公開して一ヶ月くらい経ってますがなかなかの勢いです。

仮面ライダーが人気だった頃は、私はすでに大学生でもうあまり興味はありませんでしたので、シン仮面ライダーと言われても別にときめくわけではありません。ウルトラマンはもう少し前でしたが、中学3年生くらいのころで、ひねくれた中学生だった私は特撮のアラ探しばかりしていました。ウルトラマンなんて鮎釣りをする胸までくるゴムスーツの白いやつを着とる!あのぶよぶよのゴム長胴体の中に普通の人間がはいっとるだけや!なんてほざいていました。

鮎釣り用の胸までくるゴムスーツは今はもっとスマートになっていて、その名もウェットスーツというらしいですが、私の爺さんが近所の町屋川で使っていたものが納屋に置いてありました。昔の町屋川下流では鮎釣りができたようです。

ウルトラマンはあのゴムのぶよぶよ感がどうしてもメカニカル感を殺いでしまい、全く興味がわきませんでした。従ってシン・ウルトラマンも刺さりません。

私の心に刺さる昔のヒーローってあったかなぁ?って考えてみると、あります、あります。月光仮面です。月光仮面は私が小学校の低学年の頃にテレビで放映されていました。冒頭、タケダタケダタケダータケダタケダタケダータケダターケーダーのCMボーカルで始まり、次にテーマミュージックが流れる中、ストーリーが始まるのをいまかいまかと心ときめかせたものでした。月光仮面にもマンモスコング編という特撮をとり入れたシリーズがありましたが、稚拙な特撮を見てそれの揚げ足を取るようなことはまだしませんでした。気にはなっていましたけど、まだまだ純真でした。(笑)

先日日経新聞に祝十郎(いわいじゅうろう)こと月光仮面を演じていた大瀬康一さんのインタビューが載っていました。まだお元気なんですねぇ。よみがえった月光仮面みたいでなんか不思議な感じです。大瀬さんがお元気なうちにシン月光仮面を制作して、大瀬さんにも登場してほしいですね。