リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

BWV1006a (24)

2024年09月20日 10時43分02秒 | 音楽系

前回のタブの改善版です。プレリュードの冒頭のようにカンパネラで上昇音階を弾く箇所を作ってはみたんですが、あまり効果的ではなかったので改めました。

5,6小節目の後半も開放弦が多いパターンに変えてみました。音がナチュラルというかオーガニックになる反面スラーのところを上手く弾かないと妙なアクセントがついてしまいなめらかさが損なわれます。6小節目の P のところはバレをするパターンにして音色を変えてみるという手もあります。

9小節目から前半の終わりまでです。

12小節目から13小節目は開放弦を介さないでポジション移動しなければならず技術的に少し難しいところです。でもこの部分はむしろつっこまない方がいいので、このポジション移動にかかる時間を上手に間合いとして使うといいと思います。