リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Flow my teares の日本語訳(7)

2020年03月31日 12時39分33秒 | ウソゆうたらアカンやろ!他【毒入注意反論無用】
Downe vaine lights shine you no more,
暗くなれ空ろな光よ、もうこれ以上明るくならないで!

downe=down

downeの意味ですが、あまり深く考えずに、エイヤッとばかりに「消える」と訳したものが多いですが、もうちょっと考えて見ましょう。

もし、
Downe vaine lights = 空ろな光よ消えろ!
shine you no more = もうこれ以上輝くな!
だとします。

光に言わせると、「消えろと言われたんで消えたったのに、もうこれ以上輝くなとまた言われたわ。ちゅーことはまんだ少しくらいは輝いとってもええんかい!どっちなんや?ええ?」ということになり、つっこまれてしまいます。よく考えると少し変ですよね。

downe は「下方向へ」という意味合いが根幹の意味なので、「(光が)消える」ではなく、「光量を落とす」という意味合いにしないといけないと考えました。

なお、downeは形容詞として「暗い」という意味もありますが、出だしのFlow my teares との形態上の整合性を考えると、動詞と取った方がいいと思います。shineの訳も「輝く」より「明るくなる」にした方がより暗さが表現できると思いました。

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3 コメント

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Unknown (やまねこ)
2020-03-31 17:48:50
こんにちは。
本題とは趣旨が違って失礼いたします。
昨日、先生が謎かけされていた、東京の1日の感染者数は13人で少なけどもという件、
今日になって、やっぱり78人のこれまでで1日の最高感染者数が出たようですね。
13人なんて、除外されていたものが相当にあったということですね。
東京の過密さは半端ないでしょう。もう緊急事態宣言するべきかと思うのですが・・
それと、大いなる期待の国民への現金給付でしたが、驚きの「世帯単位」の「自己申告制」になるようですね。
ということは、役所のほうで所得証明やら、源泉徴収票、確定申告書、銀行口座の調査があるはずですね。
さらに「生活に困ったという基準」は一体どういう区分けで行うつもりなんでしょうか。まあ国民1人1人に生活支援の現金給付する気など最初からなかったわけです。
たとえ支給が決まっても、お金が振り込まれるまでに手続でさらに2,3か月以上先になるでしょう、時間ばかりかけて・・。
 アメリカのような国は本当に羨ましいです。
私自身も相当に苦しいのですが、月20万、いえ、10万でも支払いに回せるのに・・、とても残念な政府です。
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re (nakagawa)
2020-03-31 19:50:41
78人というのも実はまだ検査し足らないかも。

給付金はアメリカは年収700万か800万以下の世帯に小切手が送られてくるみたいです。
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Unknown (やまねこ)
2020-03-31 20:29:33
す、すごいですね!!
年収基準で700万か800万円以下で小切手で送られるのですか。日本ならちょっとした大企業並みの年収基準ですねえ。
さすがビッグアメリカンです。
おそらく日本の基準は、生活が困窮する世帯ということなら、もはや基準は生活保護に相当するか、住民税非課税世帯並みの収入減でなくば現金支給は無理かと思われます。
この国難なら、国民一律支給にしておいて、翌年の確定申告で再調整はいくらでもできるはずです。
どうして出し渋るのか、なんのために税金を払ってるんだと言いたいです。
・・・まあ、これが現実なんですね。
税金で破格な報酬をもらうような為政者には、庶民の苦悩、台所事情などわかろうはずもないんでです。
当たり前でした。期待するだけ無駄ということがよくわかりました。
アメリカが決してすべて良い国とは思いませんが、必要な時に躊躇なくビッグな救済、対策を行う実行力は、すごいと思います。それができない日本が本当に恨めしく思いました。
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