近江商人の商売十訓

2014年12月08日 | 読書
ナイスビジネスレポートの12月号の特別対談は、大建工業株式会社 代表取締役社長 億田正則氏とナイス株式会社 代表取締役社長 平田恒一郎

 氏であった。

 「新しい事業領域の開拓」がお題。

  この日ダイレクトメールで送り届けられた「新築戸建持家の住宅着工数は2016年には23万~25万戸」になるという、という半ば脅迫みたいな数

 字。この数字にはアパートなどの貸家やマンションは入っていないから、通常聞く住宅着工数字とは乖離してはいても、一瞬びっくりするらし

 い。

 そんな訳だったから、新しい事業という切り口は興味がわくところである。
 副見出しに
 大建工業は来年70周年を迎える。インシュレーションボードの生産をはじめ、多くのエコ素材を生み出し、安全・安心・快適・便利・健康という

 視点から住生活の質を向上するための内装建材などを多く提供しています。

 今回は海外展開や非住宅建築分野などの新しい事業領域の開拓に関する具体的なお話と、それを支える自らの経営哲学などについて伺いました。

 対談の中で憶田氏が滋賀県彦根市のご出身で「近江商人」に小さい時から自然にむ馴染んできたとの言葉に惹かれました。

 よく聞く言葉ですが、その中身は知りませんでした。

 そうしましたら、ちゃんと下に書いてありました。

【近江商人の商売十訓】
 
 1.商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。

 2.店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何。

 3.売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる。

 4.資金の少なさを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うるべし。

 5.無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ。

 6.良きものを売るは善なり、良き品を広告して多くを売ることはさらに善なり。

 7.紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、付けてあげる物がない時は笑顔を景品にせよ。

 8.正札を守れ、値引きはかえって気持ちをむ悪くするくらいが落ちだ。

 9.今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝つかぬ習慣にせよ。

 10.商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならなぬ。

 以上

 対談を読み進む前にここでとまってしまった私です。

 なかなか含蓄のある訓でありますね。

 そしてかんじんな「新しい事業領域の開発」について書こうとしたら・・・・・ナイスレポートが私の机の上から消えていました。

 誰が持っていったの。まだ途中なんだけどなあー。

                     依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家                          


【 中島木材のホームページは こちら


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