25年経つ体感ハウス・・・・「住み心地」あなたは試さないで家を建てますか

2020年03月03日 | 住まいづくり

本日2本目の投稿です。

当社の体感ハウスは建築年が平成7年だから築25年になろうとしています。

この体感ハウスは2棟目。1棟目は平成3年。たぶん宿泊体験をうたったのは全国で一番のはずです。

なんのおかまいもしませんがと。

住み心地を分かってもらうには宿泊してもらうしかない。そうなんです高気密高断熱住宅というものが、まだほとんど存在していなかったからでした。

息子さん夫婦に連れられて見えたお父様、決して喜んでご一緒にきたようにはお見受けしませんでした。

そのお父様、一晩中起きておられたそうです。

翌朝、前日とうって変わられ饒舌になられました。

家中均一な暖かさに驚かれ、体感ハウスの前のお宅の窓が結露でガリガリに凍っているのも見られたそうです。

当然体感ハウスには結露はありません。

「村の中にいい家はあるが、こんな温かい家は一軒もない」と・・・・ご契約をいただきました。

こんな話も懐かしいです。

今でもお客様訪問をする私に、皆さんが「温かい家を建ててもらってありがとう」とおっしゃられます。

こちらこそ建てさせていただいてありがとうございます。

「どんなに寒くても帰れば暖かい家があると思えば我慢が出来る」という奥様。

「こんなに暖かい家があるのに、寒い温泉なんかにいけない」というご主人様も。

「あんまり暖かいからおばあちゃんが長生きし過ぎて」と言って笑ったお嫁さん。確かに夜何回も起きてたトイレに起きなくなったのだそうです。

どれだけ年寄にはありがたいかと言葉を続けてくださいました。

 

25年も経った体感ハウス・・・・よくですね、と思われるでしょう。

この体感ハウスは実験棟でもあります。その時々の最高のものを取り入れています。

暖房の種類もいろいろ試しました。今は「涼温な家」でエアコン1台で全室の冷暖房を賄っています。

25年経ちましたが、住み心地は落ちていません。減価しない家なのです。

車のグレードは皆さんよくわかるようですが、家にもグレードがあります。

グレードの高さは後々のメンテナンスにも影響します。

安さを求めると、外壁も屋根も早めのお手当が必要になります。

 

「住まいとは幸せの器である 住む人の幸せを心から願える者でなければ 住まい造りに携わってはならない」

この言葉を信条にして日々研鑽をし、お客様に最高の住み心地を提供しています。

見た目だけではなく、「住み心地」優先なのです。

 

当社の体感ハウス、豪華でも華美でもありません、ごく普通の住まいです。

ハウジングセンターのモデルハウスと同じ感覚で来場された方にはがっかりされると思いますが、体感をしていただくために建てたものですのでご了承ください。

日頃は各サークルやお教室などでもお使いいただいています。年に1度のお客様感謝祭にはここに数百人もご来場いただき、食事等の提供もしておりますので、それなりに使い古しております。

その分お気軽にお過ごしいただけると思います。

お帰りになられた後、障子が破れていたり、クロスにマジックで落書きしてあったりということもままありますが、お子様のなさることですので、気にしておりません。

25年たっても、この「住み心地」ですを体感していただきたくただ今もご希望を受付けております。

現在建てさせていただいているお客様のお住いは、25年の間に1棟毎に工夫と研究を重ね、ズッと進化していることを申し添えさせていただきます。

体感宿泊お待ちしております。

食べ物に試食が、衣類に試着が、車に試乗があります。

あなたは試さないで家を建てますか?

お読みいただきありがとうございました。

依田 美恵子  

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3月3日・・・・あのオイルショックの時のことを思い出しました

2020年03月03日 | 住まいづくり

3月3日は私たちの結婚記念日です・・・・数えてみたら46回目でした。昭和・平成・令和となり数えるのも大変(笑)

昨夜夕食の片付けをしながら、ちーちゃんが「明日は結婚記念日だね」と言いました。雛祭りだねって言わないところに成長をみました。

急遽息子ファミリーにお雛祭りを兼ねて出かけておいでと声を掛けました。子供たちは毎日が日曜日状態ですから差支えありませんものね。

今朝冷凍庫に眠っている食材をとり出して、準備を少し始めました。

 

 この間の日曜日に大量のコロッケを作りましたら、小麦粉とパン粉が終わったので補てんすべくスーパーに行きました。

なんか変です。

トイレットペーパーの類の棚がカラッポでした。金曜日に来社されたお客様が、スーパーで「お一人様1個でお願いします」と放送していたと言います。

心理なのでしょうね、お一人様1個と聞くといらなくても買ってしまうのでしょう。

そして冷凍食品のケースが本当にスキズキとしていました、こちらは給食の代わりのお昼にするのでしょうか。

ちょうどオイルショックの時のことを思い出しました。私たちの結婚する時のことでした。

だから強烈な記憶が残っています。嫁入りの支度のすべてが驚くほど高騰していました。

本当に物が無くなったのではなく、みんなが不要な分まで買い溜めたのが原因だったと思います。

だから今回のガラガラの棚を見ても、本当に必要な物だけにして帰宅しました。

物を多く持たない生活に入っている私です。だからトイレットペーパーもテッシュの在庫も1ケ月分だけです。

最悪の時はウォシュレットを使えばいいのだし。

今の状況で物不足が起きるとは思えません。必要以上に買い求めると、本当に必要な人に行きわたりません。

どうぞ冷静になって行動してください。

46年前の今日・・・・未来が明るく見えませんでした。世の中が暗く見えたからです。

かなり立って堺屋太一さんの「油断」を読んで、オイルショックが起きた事情を知りました。

油も物も足りない訳ではなかったと。

口コミに惑わされないようにしましょうね。

依田 美恵子  

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