昨日は2回目の味噌仕入教室を自宅で開催。
事前に麹を渡して塩切りをしてくるようにと。当然お豆も煮てくることが前提。
それ以前に作り方の詳細は渡し済み。
ところが・・・・。
伝えることのむずかしさを感じた次第です。
私のやり方は道具と時間を最小限にする方法。
すごくハードルを落して、1度で懲りてしまったということのないように。
お豆は1.5キロ単位で、麹も3キロを800グラムで塩切り。今回の2人はこれを2セット仕込むことになっていたのでした。
かなり説明したはずなのに、なんと2セットが豆も麹も一緒になっていて、それも2人共(泣)。
なぜ1.5キロにするかと言えば、田舎にある一番大きなボールでも鍋でも1度にする量としてこれが限界だから。
まず全体を計り2等分にという作業から。
本当はすぐ豆を潰して混ぜるだけだから、2人分でも1時間ばかりで終わる予定だったが、思いのほかかかって初心者には苦労感が残ったことでしょう。
そして一人の豆は煮あがっていなかったのでした。十分時間をかけて煮たようでしたが、ガスで大鍋だったから、端のほうが煮えなかったのかも。
食べてみたらおいしかったと・・・・煮豆で食べる訳ではないからね。途中天地返しをするということも、若い人には絶対的な経験が不足しているのね。
30分程煮直して、麹を混ぜようとしたら塩がザラザラと。えー、塩切りが十分ではないじゃあないの。
主婦経験が少ないというか、田舎の主婦経験がないというかの人に、文章や口で教えるのは無理だということを悟ったのでした。
それでも無事に仕込むことができました。
いい経験になったことでしょう。
この位インパクトが強いと来年は独り立ちが出来るはず(笑)
味噌仕入って本当はとっても簡単なことなのです。
ただお豆を潰す器械があれば・・・・お肉のミンチを作る電動・・・・これがあればアッという間です。
暮から始めた私の味噌仕入作業もこれで終わりました。
今の仕込みだから口明けは9月の初めかな・・・・きっと自分で仕込んだお味噌の味は格別でしょう。
依田 美恵子
【 中島木材のホームページは こちら 】
ブログランキングに参加しています。お帰りにポチッとしていただけるとうれしいです