グルメ天国・台湾揺らぐ「食の安全」

2013年12月11日 | 日々のこと
食の偽装が話題となった秋だった。自給自足の生活ではないから、どなたかが作って下さった物をいただいている部分が圧倒的に多い。

 野菜だけは自家用で安心して十分食べられることは本当に幸せなことだと、しみじみ思ったものである。

 外食よりも自分で作った物のほうがおいしいと思える、と言いつつ上げ膳据え膳は魅力的。

 時たまには、各国の名物料理を味わって、わが料理のレパートリーも多くしたいし。

 旅に出れば貪欲にいろんなものに挑戦してしまう。

 10年前に訪れた個人旅行で台湾の一流ホテルで出てきたスープ・・・・緑色の絵の具を溶いたきれいな色だった。

 材料は何なのですか?の問に言葉の壁がじゃまして、尋ねきれなかった。もちろん恐ろしくて口にはできなかった。

 自然の物とは思えなかったが、食の歴史のある国だから、そんなこともありえるのかも・・・・と思いつつ疑心暗鬼だった。

 その「グルメ天国」を自負する台湾で食の安全をめぐる問題が相次いで、経済にも打撃をあたえているという新聞報道を見た。

 その記事の中に、添加が禁じられている着色料「銅葉緑素」などを使ってとあった。

 もしかしたら、あの緑色もそうだったのかしら、と思ってしまった。

 衣食たりて礼を知る・・・・・そこまでいく以前の問題かもしれない。

 人は食べたものでできている。食糧自給率40%・・・・・私たちはふんぞり返っていられるか。

                依田美恵子

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「万有百科大事典」いりませんか?

2013年12月10日 | お片付け
秋以来片づけを続けているが、いろんな日程が入り思うように進んでいないが、確実にすすんではいる。

 風呂上り、書棚を覗く。このところたびたび覗いては、1冊2冊と減らしている。なかなか決心が付かないテリトリーである。

 昨夜夫が「百科事典出してもいいよ」と。「あ~あ」と思ったけれど感想は述べないでおいた。でもどんどん書棚から出しちゃったけど。

 痛み分けってあるかもと、自分の本もどんどんと出したけど。

 今度のお休みはこの書棚を「独楽のギャラリー」に変身させよう。

 そうすると「独楽」の置き場が空いてくる。

 片づけませんか?と言うと、必要な物まで捨ててしまうと思われる方がいる。
 
 無くなったら買わなきゃあいけなくなるから、と抵抗なさる。

 いえそうではなくて、使う物と使わない物を分別するだけでも、日々暮らし方が楽になるはず。

 もったいないという意識・・・・使わないでしまっておくほうがもったいないかも。

 自分で管理できるだけの物、そこを目指したい私。

 嫁いでウン十年、よくぞ家中わが物が拡散しているわ、というか管理するものが多くなったということだけど。

 まあいいわ、これは自分の権限で処分できるから(笑)

 本当は一度にど~んとやれれば理想だけど、体力・気力が必要だから、ほんの少しずつ目立たぬように(ぜったいムリだけど)そろそろと。

 それにしても「万有百科大事典」どなたかいりませんか?昭和49年発行です。古いけど新品・・・・使っていませんという意味では。

                            依田美恵子

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手すりつけました。

2013年12月09日 | 住まいづくり
骨折して入院している間に勉強して宅建の資格を取ったというお取引先の社長さんのお話を聞いたのは、もう30数年前私が宅建を取った頃、それは強烈なメッセージであった。
 
 そしてその方は本業に不動産業をプラスさせた。

 そして私20数年後、ぎっくり腰で身動きならなくなった時、住環境コーディネイター2級の資格をベツトの中で勉強しました。

 テキストをバラバラにしてベツトの中で持てる程度にして、1回読み終える程度に正の字をつけていきます。

 転んでもただでは起きない・・・・とっても貴重な教訓でした。

 いろんな資格に挑戦してきました。テキストは10代20代では1回・30代で3回・40代では7回から10回読まないと覚えられないものだと実感しました。何回読んでも新鮮さが出てしまうのですよねえ(笑)

 40代半ばで不動産コンサルティングの資格に挑戦した時は高校受験の時以来の勉強したのかもしれません・・・・気持ちだけですが。

 帰宅してから、主婦をこなし、母をこなし・嫁もこなしながらの睡魔との戦い。

 毎日100べージテキストを読むことをノルマにしましたから・・・・・そこまでやると試験は簡単でした。その後日経新聞が楽々読めるというおまけが付きました。

 あーあなんでこんな話を書くのかなあー、って自分でも思いますが、伝えたい人がいるんですよねえ(笑)この話。

 こんな時代ですもの、キャリアアップして自分に自信をもってほしいから。

 住環境コーディネイターの勉強を続けた中で、手すりの効果なんて十分承知していたはずなのですが、我が家においてはまだまだ大丈夫と思っていました。

 手すりを付けるには、廊下は中断の連続なのでも、中途半端はかえってよくないかも・・・と思ってきました。

 でも付けましたよ・・・・会社の熊谷さんがいっぱい付けてくれました。

 障害がでるようになると、その方に合わせてなんですが、我が家は予防措置です。どっちのサイズに合わせるのというイメージですが、あった方が楽というところにアチコチです。

両親を叱咤激励しているだけではすまない領域に突入したのかもしれません                             依田美恵子

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床を手拭きすると業績が上がる。

2013年12月08日 | 日々のこと
 ここ1ケ月程、どうしてもやりたいと思っていたのは、事務所の床拭き・・・・・それを手拭きで。

 年齢的には1番上のようになって、早くからの出勤をかってに遠慮させてもらっているから、朝掃除をパスさせてもらっているのである。

 わが社も若手が増え、掃除する手も増えたことだし・・・・と(笑)

 一回り若い友人は、部下と共に週に1度床を手拭きしているという。最初はかなりの抵抗があったらしいが、続けているという。

 「だからうちの会社とってもきれいよ」の言葉の後に、業績がアップするようになったと重要なメッセージを付け加えてくれた。

 ようは気付きの問題なのだと思う。

 普段はモップでもと、かなりこだわっているから、実際の効果は私の想像以上かもしれない。

 明日から寒くなるという、大忙しの仕事がひと段落ついたので、事務所の窓拭きを始めた、ところが私の脚立が出張中である。

 中途半端に手が届かない・・・・社長が「もっと暖かい日にすれば」とこれまた親切なお言葉。

 これから先に暖かいの可能性はどうなのと思ったけれど、作戦変更して床の手拭き開始。

 
 床は唐松の無垢材で土足である。毎日若手が丁寧に掃除機をかけてくれている。

 みんなを動員?・・・・とんでもございません。師走の平日みんな目いっぱいの日程ですもの。

 普段掃除を遠慮している私の仕事です。彼女のメッセージ以前のところ。

 お客様の家を建てさせてもらっているわが社の面々は常に、現場では箒と塵取りを手放さ
ずですもの。

 とても事務所の掃除まででは申し訳ないもの(笑)私なんかよりずっと気付きの世界にいるものね。

 友人の会社を訪問してみたいものだと思う、その会社は須坂市の須高ケーブルテレビさんである。
                               依田美恵子

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NHKの紅白歌合戦が年2回開催されたことがありました。

2013年12月06日 | 長野労基のひと口コラム
 12月に入って暖かい日が続いている佐久です。先週末野沢菜漬けがすみました。いつもはもっと早い時期に漬けていたので、ここまできたら同じ塩分ではなかなか水が上がりませんでした。

 2日目になっても上がらないと不安になって、塩水を追加してしまいました。

 佐久というか、信州の主婦は野沢菜漬けには神経質になるのです。

 漬けたてのホヤホヤはとってもおいしい!!

 信州人として至福の時かも。

 12月の長野労基のひと口コラムからの引用です。

 「NHK紅白歌合戦が年2回開かれたことがありました。」です。

 終戦直後の昭和20年大晦日、「紅白音楽試合」というラジオ番組が放送され、当初「合戦」という番組が放送され、当初「合戦」という番組名が、GHQの指導により「試合」に変更されています。

 1回だけの予定が好評だったので、昭和26年正月に「NHK紅白音楽合戦」として放送され、これも1回限りの予定でしたが、好評につき継続開催に。

 第4回からテレビ放送も始まり、この時から大晦日に変更。ですから、昭和28年は正月は第3回、大晦日に第4回が開かれ、この年だけ年2回開催。

 現在のNHKホールでの開催は昭和48年からで、それ以前は会場を転々としており、第4回から大晦日に変更されたのは正月より会場確保が容易だったことが一因とされています。

 なお1~3回まで白組優勝でしたが、4回目で初めて紅組が優勝したのは、「テレビは怖い。女性の衣装に負けた」とエピソードも残っているのだとか。

 以上引用終わり

 衣装ですねえ・・・・・よく分かりますよね。

 子供の頃は何より楽しみだったのに、結婚してからは、ギリギリまでの仕事と年末の家事の疲れでほとんど見たことがありません。

 歌が好きではなかったせいもありますが。

 ラジオ深夜便を聴くようになって10数年、どう言う訳か目覚めるのが2時から4時までの音楽時間帯なのです。

 否応なしに入ってくる歌を聴きながら、最近になって自分が少しずつ歌が好きになっていることにびっくりしました。

 先日その深夜便の中で昭和46年1971年にカラーテレビの受信契約者数が1000万件を突破の出来事を聴きました。

 あーああの頃はまだそんな時代だったのだと隔世の感を持ちました。
昭和は遠くなったと言われるのもたちまちかもしれませんね。
                            依田美恵子

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有川 浩著「県庁おもてなし課」

2013年12月05日 | 読書
信濃毎日新聞に「有川浩」さんの共同通信のインタビュー記事が載っていた。1週間ほど前「県庁おもてなし課」を読み終えたところだったので、興味深くその記事を読んだ。

 載っているお写真は女性・・・・私は読み終えて後書き部分にくるまで、男性作家のものだと思っていた・・・お名前からして。

 それにしても視点が女性のこまやかさにあふれているから、心が添いやすかったのも事実。
まあ最近読んだ本の中でも、ダントツに面白い本である。

 高知県におもてなし課は実際あるそうで、彼女もその「観光特別大使」になっておられるという。

 まあ実際はこの小説の通りなのか、フィクションなのかは別にして・・・・おもしろかった・・・ではすませられない物があった。

 お役所・・・・の発想というか、組織の中で新しいことを始めることの困難。

 いやぁ私に言わせると、予算を消化する発想と稼ぐ発想の違い・・・これがお役所と民間企業との違いが根本だと思うけれど。

 内容については、読まれる方の楽しみを損なうので触れないでおく。

 ただこれはお役所が舞台であるが、この発想を必要としているのは民間企業だって同じだということ。

 読みながら、長年同じ仕事を続けている私自身にも既成概念や過去にたいする膠着だか執着だかがあることを突きつけられた思いがした。

 「おもてなし」が今年の流行語のひとつに選ばれ、この「県庁おもてなし課」も注目を浴びることだろう。

 柔らかい発想を持ち続けなければと背中をおされること間違いなし、どうぞお読みください。
                           依田美恵子

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どうしたら私たちの声が届くのか。

2013年12月04日 | 信州の木材
 5年近く前のことです。
 業界に危機的な変化が起きつつあることを感じていました。このままでは地場での産業が続かなくなってしまうと。

 そしてその先に必ず訪れることがわかっているだけに、受け皿としての地場産業が継続できる方法を残して欲しい、が私たちの希望でした。

 アポを取っての面会でした、そばには話の記録係の方も同席してでしたが。

 国はそんなことを言っていません、効率が良い方法を選びます・・・・当然入札ですが。

 それでは地元には物が入らなくなってしまいます。

 お役人さんだって・・・・いやほど分かっていらっしゃったのでしょうね。国の上部が決めたこと、地方の現実なんかどの程度考慮されたものではないのでしょう。


 競争原理が優先される社会の到来を感じた時でした。

 全国に補助金をつけた大型工場をつくり、自己資金だけの小さな工場はそこと競争です。

 「どなたにこの思いを伝えたらいいのですか?」と思いあぐねた私の言葉に「大臣にでも言ってください」と・・・・・。

 帰りの車、同行した同業の社長さんと言葉もありませんでした。

 大臣か・・・・族議員でさえいなくなったようなわが業界ですもの。世の中の現実の仕組がわからない訳ではないけれど、いまさらに国民は選挙の時持ち上げられるだけの物なのだと思ったものでした。


 このところの秘密保護法案にやるせない思いをしています。

 そして石破さんのデモはテロ発言に、この国のゆくえが見えたような気がします。

 聞く耳をもたないんだあーって。

 日本をとりまく環境が急速に変わってきているのはよくわかります。国のトップには私たちの知らないをいっぱい持っているでしょう。

 それでも知らないままに、知らせてもらえないために、孫が戦場に駆り出されるようなことにだけはなってほしくないと胸を痛める毎日です。

 あの時、黙っていたの?と責められるかもしれません。
                           依田美恵子

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住まいは健康を守る器。

2013年12月03日 | 住まいづくり
先日来社された築10年のОBのお客様。「我が家に見えた方は、玄関先でこの家は暖かいねえー、て必ずいいますよ」と。

 「いいお家つくってもらって感謝です。」と、そして「年寄が長生きしすぎていけないやあー」とすごいブラックユーモアを残して帰られました。

 マイナスの世界が長いここ信州の地は、暖かい家へのあこがれが強いはずなのだが、現実にはその暖かさにたどり着けられる方はまだまだ多くない。

 燃費を使えば部屋は暖かくなるかもしれないが、それ以外の部屋や廊下・トイレなどはそれなりの温度である。

 若くたって、この一瞬心臓が縮むヒヤリ感はうれしくないが、高齢者にとっては最悪なのである。

 当社で建てさせていただいている家は、温度差のない家と言ってもいいかも。太陽が入る影響はあるにしても、北側の部屋も廊下もトイレも暖かい、常春の家になるのです。

 もちろん熱源は必要ですが、そのカロリー数は最少で最大の効果がでるのです。

 家中が同じ温度なら、年寄は厚着もせず、こたつにしがみつくことなく、自由に動き回れるから・・・・そして暖かいとトイレに通う回数がめっきり減るのだそうで・・・・これは夜中も同様だとか・・・・・長生きできる仕組みができているんです。

 お客様の言葉とは裏腹に笑顔が満足を証明してくれていました。

 その日、築40年を過ぎたお客様が、寒いのでカーテンを新しくしたいのでとご依頼を受けて訪問したのでした。

 80歳を過ぎてのお一人様です。9時近かったのですが、家の南東に建っている2階屋が太陽を遮って母屋に日が射していません。

 これは寒いわ、と思ってしまいました。

 窓はシングルのアルミサッシ・・・・本当は窓を替えたほうが効果があるように思えますが、いろんなことが見えるだけにお薦めできません。

 お部屋はストーブ焚いているから暖かいんだけど、廊下にでると寒いのねえ、と無理からぬ言葉です。

 住まいは幸せの器・・・・本当にそうですね。

 住まいは健康を守る器でもあるのです。

 暖かさだけのことではありません。

 アレルギー体質を持つ方が増えました。これもどんな家を選ぶかによって違ってくるのです。

 涼温換気の中島木材の家・・・・皆さんたどり着いてくださいね。
                           依田美恵子

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