ロシアの旅・・・・⑤

2018年10月18日 | 
 3日目です。

 朝付近を歩いてみました。道をはさんだ団地に行って見ます。地下道を渡りますが、掃除をしている方がいます。水で流してきれいにしています。

 当然ゴミも落書きもありません。帰りにみたらその掃除人が地上の石の壁を拭いていました。そこまでやるのかーと。

 団地の中は静かです、隣接する小学校に保護者が同伴しています。団地の建物の周囲は高い木があり落ち葉の季節ですが、道路に落ち葉がありません。

 駐車場も掃除している人がいます。団地の中のメイン道路は散水車で散水しながら掃除しています。

 この国の美意識はすぱらしい!!
 

 10時出発となっていましたが、渋滞を考慮したのでしょう9時出発になりました。

 昨日の赤の広場に続いている世界遺産のクレムリン観光です。

 世界三大博物館と言われている「武器庫」に向かいます。雨はそんなにでもありませんが、風が強くて、あちこちでコウモリがキノコ状態になっています。

 入口で雨に濡れた上着、こうもりを全員クロークに預けます。湿気を持ち込まないために徹底しています。

 この武器庫という、怖い名前の博物館は19世紀以来、王冠・宝石・衣装など歴代皇帝の宝物が展示されています。

 まさに「権力」そのものです。

 宝石ときたら・・・・・私たちの所有できる宝石はゴミレベルです。ガイド氏が順番に説明してくれていましたが、彼が説明したいものと私の見たいものは、乖離していましたので、マイクの聞こえる範囲を好きなように見てきました。

 なんたって宝石のすごさです。もともと宝石を欲しいと思ったことはありませんが、このレベルの宝石を見るのはいろんな意味で興味がありました。

 どこでどうやったら、この宝石が権力の元に集まってきたのでしょう。

 出かける前、この国の歴史をにわか仕込みしました。

 これはまさに搾取の結果であったということなのでしようね。

 武器庫の収蔵品はまさに宝の山です・・・・・観光とは時間に追われるから、ゆっくり納得いくまで見ていることはできません。

 でもたしか赤の広場に入る手前で国立博物館です、と言われた建物がありました。そのお宝もかなりすごそうです。

 ウスペンスキー大聖堂に向かいます。内部はイコンとフレスコがで埋め尽くされています。ここで歴代皇帝の戴冠式が行われていました。

 もうサーッと眺める時間しかありません。聖堂名は「生神女御就寝」の意味で、内部にはい生神女のイコンがあると聞いていましたので、そのイコンひとつ位は心の中にとどめたいと探しました。

 外に出ていきそうになっている夫をつかまえて、このイコンだけは見て欲しいと言いました。

 中にある麦束をかたどったシャンデリアは、ナポレオン軍から奪った銀で作られたものだそうです。

 この大聖堂は積極的に西欧の技術と知識を取り入れ、ロシア建築の伝統様式と融合した、葱坊主形のドームです。

 クレムリンは城塞で囲まれていますが、その長さは2キロにも及ぶそうです。

 他の建物には入りませんでしたが、「鐘の皇帝」という重さが200トンの未完成の鐘(1735年)や「大砲の皇帝」は1580年に鋳造された時、口径89センチ重さ40トンの世界最大の物ですが、こちらも使用されたことのない物が展示されていました。

 実用的ではないけれど、これだけのものができると言うアピールであったのでしょう。

 お昼は遅く2時になりました。ペリメニとなっていましたが・・・・バターライスにお肉だったような・・・・忘れています(笑)

 4時32分発の特急列車サプサン号でサンクトペテルブルクまで4時間弱の列車の旅です。

 添乗員の説明を聞きながら、間違えているのかなあーと思ったのは、私たちの乗る列車の駅が「サンクトベテルブルク駅」だったからです

 つまりサンクトベテルブルグに行くための駅だからだそうです。

 当然サンクトベテルブルグでの駅名はモスクワ駅でした。

 モスクワには駅が4つありますが、すべてこの方式です。たしかに分かり易いといえば分かり易いですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 実を言うと、あまりに仕事が忙しく、落ち着いて書いていられません。まったく走り書きで見直している間もなくて、誤字申し訳ありません。

 忘れないうちにと思っていますが、忘れていることの多いことと言ったら・・・・言葉が出てきません(笑)

 それではまた。
依田美恵子
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ロシアの旅・・・・④

2018年10月17日 | 

 あーそうそうお昼はセルギエフポサードで、キエフ風カツレツをいただきました。ツアーの食事ですから、スープとカツレツとデザートとコーヒーです。

 もちろん・・・・ワインはいただきましたが、旅行から帰ったら体重が増えていたということはありません・・・・でした。

 午後2時にモスクワに向かいます。通り雨のように雨が降り、青空が見えたり隠れたりしています。9月半ばから2週間は黄葉の時期ときいていましたが、ほとんどみえません。

 草地はもう盛りが過ぎ晩秋に近づいています。

 途中ロケットをつくつている工場のある街を通ります・・・・・この国らしいです。

 1967年に建てられた540メートルのテレビ塔が見えます・・・・いっとき世界一高かったですね。

 ガイド氏曰く

 ロシアは空気が透明・ゴミが落ちていない・・・というかポイ捨てしない・犬の教育が行き届いていてフンがない・いろんな民族が区域を指定して住んでいない、いろんな民族が固まっていない・こじき、ホームレスは少ない(アパートから追い出さない)・失業がない・地震も台風も竜巻もない・黒人、アラブ人は少ない・主な交通機関は地下鉄、現在250位の駅があり毎年増えている・・・・この程度しか覚えていない、時差ボケで居眠りをしたらしい。

 モスクワの市内観光になります。

 かって貴族が住んでいた高級住宅街も通ります。建物の高さが統一されていて、どの通りも落ちついた雰囲気できれいです。1階、2階、3階の窓のデザインを微妙に変えてある建物が目に付きます。

 赤の広場にいきます。

 ロシアだから赤というイメージを持っていた私です・・・・なんて恥ずかしい思い込みというか刷り込みです。

 15世紀末、イヴァン3世が交易のために設けた広場が、17世紀後半整備されたのだとか。ここを赤の広場と呼ぶようになったのは、美しいという意味の赤の広場だったのだそうです。

 その後様々な使い方をされてきました・・・・公開処刑の場だったり、民衆の蜂起した場所だったり。

 20世紀初め、社会主義革命を成し遂げたレーニンは、広場に面したレーニン廟で眠っています。

 この季節の午後ですから、観光客はそんなにはいません、というか、奥手にある聖ヴァシリー聖堂まで400メートルもありますから、まさにでっかい広場なので、人が大勢いるという感覚にはならないのです。

 ずっと観光地にしか行っていませんので、出会う人はみんな観光客ばかりです。

 だから私たちは中国人と間違えられます。中国人観光客が多いのだと思います…地続きですものね。

 標準時時計台で、毎年大晦日の年越しの時にテレビに映ります、と言われたのは、スパスカヤ塔のことです。

 頭の先端には、本物のルビーが使われているなんて、何かで読んでいたのに、その時は思い出しもしませんでした。

 突き当りにある聖ヴァシリー聖堂を写真に納めます。1560年に建てられた時は金色だったという9つのドームを持つ聖堂です。17世紀に現在のような色彩をほどこされました。

 鮮やかです。9つのドームということは、9つの教会が合併してできたからだとか・・・・?

 ここは外から見るだけです。

 この後、広場に隣接するグム百貨店に行きます。とりあえず集合場所ということで、聖堂に後ろ髪を引かれつつ百貨店に向かいます。

 まさにモスクアを代表する高級百貨店で国営なのでしょうか。

 入店したところで、ガイド氏がブテックに入り、商品を手にとって、そのプライスを読んでくれました。

 白いTシャツが日本円で80.000円でした。もう1枚は120.000円です。商品を手にとると、音が出ます・・・・しっかりとした管理がされています。

 23名全員が理解したのは、ここは私たちが買い物をする場所ではないということです。時間が40分しかありませんので、無駄な時間をとることなく、食品棟に向かいました。

 ここのトイレ、できた当時に再現されていて有料です。日本円で300円だったと思います。

 ここはすばらしかった。1回使用するごとに掃除をしています。洗面台も同様。

 使っている部材がすごい・・・・大理石です、それもさまざまな色あいで・・・・石の文化か。

 百貨店の店内の中央のオブジェが秋・・・・収穫のイメージでつくりあげてありましたが、これは見事でした。

 どちらにしても、時間がありません。3階どころか2階までも行くことはできませんでした。

ウインドーから覗いただけでも、ファツシヨンは素敵でした。ここには時間とお金を持ってこなくては。


スケジュール表にはうたってありませんでしたが、おみやげやさんが組まれていました。

 渋滞が始まったモスクワの街です。30分かかって着きました。本来なら夕食の時間です。

 お薦めは「コケモモの砂糖パウダーがけ」です。前日添乗員さんがバスの中で実物を回してくれました。

 だから・・・・みなさん買われました。私も・・・です。生のこけももがはいっているので、味に均一性はありませんし、日持ちもよくありません。

 まあ―珍しいです。

 ようやくバスに乗って・・・・すごい渋滞で信号を10回も待ったような気分です。信号の時間が110秒と長かったりもします。

 5車線が車で埋め尽くされていてなかなか本通りにでれないのです。

 1時間以上もかかって外を見たら・・・・・おみやげやへ向けて出発した場所でした。つまり赤の広場を出たところです。

 この時間はなんのためだったのだろう・・・・おみやげやです。


 この日の夕食、野菜サラダと壺焼きスープでした。パンは必ず付きます。デザートとコーヒーも。

 ホテルには遅く着きました。部屋には寄らず昨日と同じレストランに走りました。

 なんたってこの国10時以降はアルコールは売ってもらえないからです。

 それではまた。

 ポチッを押していただいた皆さんありがとうございます。
                                 依田美恵子
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ロシアの旅・・・・③

2018年10月16日 | 
2日めです。

 朝出発の頃には雨は上がっていました。

 セルギエフポサードへ約70キロです。片側5車線ですが、対向車線は渋滞が続いています。平らな土地だから、高速の工事費も安くできるだろうな、なんて。 道路の拡張工事をしています。重機の数しか人が見えません。この渋滞を見れば、拡張は急がれることでしょう

 垂れこめた空の切れ間から時々青空と白い雲が見えます。そしてまた雨雲に覆われて、そして渋滞にもはまります。道端にゴミが見えません。

 
 モスクワを少し離れたあたりに戸建の家や小さな小屋みたいなものが見えます。これが夏の別荘なのかもしれません。

 ここて夏の間野菜をつくるのでしょう。

 広い大地に白樺と松の森が続きます。大木はみえません。収穫の終わった広大な農地も見えます。新緑の頃ならこの沿線はどんなにか美しいことでしょう。

 セルギエフポサードに着きました。

 トロイツェ・セルギエフ大修道院を見学です。

 この修道院、モスクワの北東にある古都群の黄金の環の中でも特に美しいと言われているロシア正教会の聖地です。

 14世紀の初め、聖セルギエフによって建てられて、位が№1で一番大きくて、宗教大学と大学院があり学生数は800人、今年9月の新入生の一人は日本人の女性とのこと。

 ウスペンスキー大聖堂は青と金色の玉ねぎ型の屋根が美しい。まるでおとぎ話の世界です。天井壁画の「キリスト昇天」が有名なのだけど、記憶に残っていません。

 トロイッキー聖堂はこの中でも、もっとも古く、セルギーは死後聖人に列せられましたが、セルギーの棺が安置された場所に建てられたのが白壁の聖堂です。

 1300年代、ロシアはモンゴルの支配に100年以上も苦しんできました。その時セルギーが諸公国の結集を呼びかけ、1380年にモンゴルに勝利をしたのでした。

 トロツキー聖堂の建物はあえて左右対象のバランスをとっていません。外壁がわずか・・・・3パーセント傾斜して建てられています。遠くから見た時の効果を狙ったのでしょう。

 中に入ると讃美歌が聞こえます。祭壇に赤と緑のライトが付き、ロウソクが何本もともされています。牧師のお祈りの言葉も聞こえ、祈りをささげる人の列が続いています。

 壁際には、イスがずっと置かれてそこに座ってお祈りをしている人もいます。壁一面フレスコ画です。儀式をしていますので、そうそうに退出しました。

 私たちは旅人ですから、あまりうるさく言われませんが、本来女性はスカーフをかぶり、スカートも長い方がいいようです。

 修道院の外にハトがいっぱいです。日本のハトよりも大きいです。

 不思議なことに修道院の中にはハトはいません・・・・どう躾ているのでしょうね。

 食堂付属セルギエフ堂に入ります。広くて高い天井にイコンが描かれています。アダムとイブのフレスコ画が玄関にあります。壁の厚み2メートルだそうです。部屋の中に柱のない建物を支えるには、この頃の技術ではこの厚みが必要だったのでしょう。

 18世紀に建てられた鐘楼は87メートルで、87個の鐘が設置されています。

 雨が上がった青い空に白い雲が走ります。その空をバックにそびえる鐘楼を見ていると、鐘楼がこちらに倒れてくるような感覚になります。

 売店でピロシキを買ってみました。野菜と肉と魚入りがあるそうですが、野菜を食べてみました・・・・味は・・・・値段だけのものでした。


 モスクワは260年前ナポレオンが来た時に、その4分の3が破壊されましたが、その後の大戦では、ドイツ軍はモスクワに入らなかったので、その後破壊されていません。

 この後モスクワに帰ります。行きの半分の時間で帰ることができました。

 それにしてもモスクワの渋滞は半端ではありません。

 それではまた。

                                  依田美恵子
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ロシアの旅・・・・②

2018年10月15日 | 
 成田から9時間20分位でモスクワの空港に到着、日本時間なら夜の9時近くですが、モスクワは午後の3時前です。

 そんなに混んでいる訳ではないのに、入国審査に手間取ります。こんなに丁寧にパスポートを眺めていただいて、さらに顔を穴があく程見つめられて、東京から来たのかと聞かれました。

 パスポートを見て聞いているのだから、「NAGANO」と答えてみたりして・・・・。最後に名前を聞かれて。

 体格の違いなのか、入国の審査台の高さが合いません。そこへ来て工事中でコンクリートを斫る音がしていて、うまく聞き取れないから、全員大変な入国の洗礼を受けたのでした。

 外に出るとやっぱり寒く冷たい風です。曇っているから14度でも、現地の人たちはダウンを着ています。

 空港はガラス張りで雪が滑り落ちるような外観です。

 ホテルに向かう道路脇の林には、白樺が多く、その先っぽが折れているのも見えます、雪が多いからでしょう。

 ホテルは空港の近くでした。ということは中心街から離れているということです。夜の出歩きは不可能です。

 新しく開発された街で、ホテルの目の前には、出来たばかりの大型のショツピングセンターがあり、中にはスーパーマーケツトもあるといいます。

 飛行機のセカンドの食事が簡単なサンドイッチだったので、夕食を抜きにしてこのまま眠ることはできません。

 夫とショツピングセンターに向かいます。

 入った一番目立つ場所にユニクロが出展していました。その隣もカタカナの日本のお店です。

 まずスーパーを視察・・・・なんと広いのでしょう。野菜も果物もキロ単位の価格表示です。裸売りで自分で袋詰めして計りに載せると価格が出てくる仕組みのようです。

 食べてみたい物が見つかりません。飲み物とおつまみを買ってレジに向かいます。

 お金を払おうとすると、受け取りません。レシートを貰って支払機にそのバーコードを読み込ませて、機械で精算です。

 その清算を済ませると新たなバーコードのついた用紙がでます。それを出口で読み込ませて出してもらえます。入口と出口は別です。日本にこんな仕組みありますか。

 まことに最新式でした。

 4階のフードコーナーのミスターフィシュマンを見つけて夕食です。帰るまで私たち以外にお客様はいませんでした。

 トマト味とチーズ味のムール貝と、トマトスープにトムヤンクン、たことジャガイモのフライにビール1杯ずつで日本円で5000円。

 たぶん現地の人にとっては高いのかもしれません。でもおいしかったことは間違いありません。結局ここに2晩通いました。

 外食をする習慣があまりないということで、フードコーナーのどの店も閑散としていました。

 というよりもショツピングセンター自体も閑散としているように見えました。まだ全部テナントが埋まっていませんから、つい最近開店したところなのでしょう。

 夜中の3時に目醒めました。外は雨です。

 近視の私の目に、外のすべての電灯や車のライトが花火のように見えます。

 その色が様々で、しばし夢の世界に身を置いたのでした。

 続きはまた。
                                            依田美恵子
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さつまいも・・・・試行錯誤です

2018年10月13日 | 料理
 お寺さんの行事の最中に我が家の稲刈りが終わりました。昨年は11月で一番最後でしたが、今年は思いがけず早々です。

 最近古米を持ちこさないようにしているので、ホッとしました。

 昨日から庭師さんが入ってくれました。夫の歯医者さんに加えて、94歳の母が差し歯が取れてしまい、その歯医者さん通いも重なります。

 庭師さんのお茶はフルコース・・・・昔からそうなんです。会社と自宅をいったりきたりしています。

 毎年この時期になると腰痛になるのが私です。少し前から前兆はあったのですが、やることをやらないと終わりませんので、ついつい無理をしてしまうのでした。

 しばらくポスティングも休むことにして、事務所の中でおとなしくしています。

 昨年お客様のお宅で、蒸かしたサツマイモを干していらっしゃいました。それも太いのを8センチもの厚切りでした。

 立ち話の後、どうぞと持たせてくれました。昼食に帰宅して夫とその厚切りのさつまいもをいただきました。

 その結果、我が家でもさつまいもを作ろうとなりました。

 今年畑で最後まで、青々と勢いがいいのはさつまいもです。

 先日試掘りをしてもらいました。夫曰く「木作りの実とらず」とのこと。茎と葉はとつても立派なのですが、肝心の芋ときたら、ドジョウの親分程度なのでした。

 ハイ、立派な芋の茎を干しました・・・・・イモガラです。

 夫と二人して「農業は奥が深い」ということになりました。

 もうしばらく収穫を待ち、少しでも大きくなるのを願うことにしました。

 夫の先生でもある我が家の横の畑から、大きなさつまいもが届きました!!

 農業の先輩にもおききしたようですが、 試行錯誤の毎日です。

                                         依田美恵子
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ロシアの旅・・・・①

2018年10月12日 | 
 旅から帰って10日、留守中の遅れやら、この季節の仕事やらに追われ旅の追憶もままなりません。

 それでも記録として残しておきたい物もあったりしますので、超特急で駆け抜けたいと思いますが・・・・・。

 今回ロシアに向かいました。

 なぜロシアなのと自分でも思います。ここ1年ほど行きたいとおもっている場所があるのですが、月に何回も送られてくるパンフレットが
行先を突如変更させます。

 その理由は簡単・・・・安いプレミアムエコノミーシートなのです。

 さすがに飛行機の12時間が辛くなってきました。

 旅行社の催行決定が決まっていて、農作業と夫と私の行事予定に孫たちの行事予定もない日を選んで行ったら、こんな時期になってしまいました。

 本当はもっと暖かい時季がベターなのでしょうが。黄葉の季節ですとパンフレットにはうたわれていましたが、実際はその黄葉には早かったようです。

 しかし気温は佐久の11月下旬位で、薄手のコートやセーターは必須でした。

 第一番の印象・・・・・モスクワもサンクトペテルブルグもとってもきれいでした。ゴミがありません。

 ずっと地平線が見える大地・・・・・ロシアは広い!!

 旧市街の建物の高さが統一されていました。

 そして一般の方の住まいは、団地です。高層住宅の一団があちこちに点在しています。その一団の団地の外観が統一されています。

 シックな色合いですので、街が落ち着いて見えます。

 その団地に入ってみると、公園がたくさんありいろんな遊具もあります。

 団地の中の幹線道路を散水車が水をまきながら清掃しています。駐車場も道路も落ち葉を片付けている人がいます。

 団地の建物の前には高い木がいっぱいですので、落ち葉には事欠きませんが、それが道路にはありません。

 道路の横断地下道も水で洗っていました。そして地上の石壁を磨いていました。

 そして洗濯物が外に干されていません。

 暖房はセントラルヒーティングです。電気でお湯を沸かして全戸に流しているのです。

 9月下旬からそのお湯が流されたと言っていました。

 電気料は人数で計算されるのだそうです。ガイド氏は4人家族で月に220ルーブル・・・・日本円で400~500円というところでしょうか。

 スーパーマーケットで見た食材のお値段が、日本に比べて半値か、野菜や果物は嘘のような価格でした。

 暮らしていく基本の物のお値段が安いということでしょう。

 医療費についてもそうなのでしょう。

 年金が40.000円位であっても、暮らしていけるということなのでしょうね。

 出かける前、年金の支給年齢を繰り上げで、ロシアでデモが起きているニュースを聞いていました。

 物乞いやホームレスがいない・・・・・それを聞いた時、寒いからねと一瞬思いましたが、家賃が払えなくてもアパートから放出しないのだそうです。

 ガイド氏が偉大なるロシアの話をしてくれました。

 日本のマスコミはその話を流さない、と何度も口にしました。



 私が高校生だった半世紀も前の話です。社会科の授業で、1国ずつ新聞等で拾ったことを集めるという課題が出されました。私に与えられたのは、そのころのソビエトでした。

 1ケ月新聞を隅から隅まで探しても、ソビエトの記事はほとんどありませんでした。

 一人ひとり発表の日、そのことを恐る恐る言いましたら、「それが分かっただけで十分」と言われました。

 そんな時代だったのです。

 あれから半世紀、近くて遠い国の印象は今もそうはかわっていませんでした。

 しかし実際目にしてみると、ガイド氏の話は別にして、この国はまさに偉大な国なのだと思いました。

 広いロシアのモスクワとサンクトペテルブルクの2つの点の、それも観光の目玉をサラーつとつまみ食いしただけで、何を見たと言われればまことにその通りです。

 今回ほとんど美術館めぐりみたいな物でした。そこで目にしたものは、まさしく権力そのものでした。

 この国の歴史・・・・・出かける前ににわか仕込みで流れだけは頭に入れていきましたが、その知識無くして物だけ見てもよく分からないというのが本音でした。
      
 お読みいただきありがとうございました。
                                 依田美恵子
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秋の気配を感じました。

2018年10月11日 | 家事のこと
 秋になりました。

 中島木材(株)通信をお届けに伺っています。

 途中柿を採ってるご夫妻を見かけました。まだ葉は青々としていますし、柿にも青味が少しあります。

 「もう採られますか」とお聞きしましたら、干し柿用とのこと。

 試験的に採って剝いてみたとのことです・・・・・もうそんな時期になったのですね。

 今年は柿の豊作のようで、あちこちの木に鈴なりのオレンジ色・・いや柿色がきれいです。

 お客様の玄関先にお豆の莢が乾されています。

 これを見ると豊かな食卓が思い浮かぶのです。

 今年は大根の生育がよさそうと夫が1本抜いてきてくれました。

 それを見たちーちゃん「コリンコ作ってね」と言います。私その発想忘れていました。

 大根の葉を茎と葉に分けます。その茎を小口切りにして、2パーセントの塩で軽く揉み、10分したらさっと水で流します。それを1:1のめんつゆと味醂で漬けます。

 1時間もすれば食べられます。

 葉は炒めてやっぱり1:1のめんつゆと味醂で味を調えます。

 昨日菩提寺に長野県と新潟県の同じ宗派のお寺の住職の皆様が140名程お見えになられて、大会が開催されました。

 私たちはお手伝いでした。

 と言いましても、私たちのすることは本当にわずかのことで、お当番の方がほとんどをこなされていました。

 昼休みにすべてのトイレの掃除を私たちもしたのですが、大会が終わった後、若いお坊さんがサムイに着替えられて、トイレの掃除をなされていました。

 その掃除が主婦の掃除の仕方レベルではなく・・・・本当にゴシゴシとでした。

 修行を積まれた方はすごいと感心したのでした。

 何かとお勉強させていただいた1日でした。
                                依田美恵子
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3連休のことなど

2018年10月09日 | レスリング
暖かいというより暑い日が続き、衣替えした洋服が1枚2枚と戻っています。

 6日は佐久商工会議所主催の産業祭「ぞっこん!佐久市」のイベントのひとつである「御嶽海記念杯 わんぱく相撲大会秋場所」に参加する孫の応援に駆け付けたのでした。

 午前はちーちゃんの演劇祭の練習の送迎があったりしたのでした。

 6年と4年が参加のはずが、4年は、おたふく風邪になり欠場です。

 大会を盛り上げるには人数が必要とのことで、孫たちのレスリングクラブや柔道の子どもたちもいます。

 見ていると結構楽しめます。

 我が家の6年生、決勝で負けました。

 相手は相撲とレスリングをやっている子で、いつも戦っている間柄です。がっちり組むかと思い切りや、肩透かしされました。
 
 立ち会ったと思った瞬間終わっていました(笑)。

 何事も経験でしょう。

 夜は章君のベイビーのお祝いです。生まれて2ケ月かわいい赤ちゃんです。パパに抱っこされると、パパの大きさがよく分かります(笑)

 全員・・・いただき過ぎました。

 そして7日は地区の運動会です。

 ちーちゃんは毎年この運動会を楽しみにしているのですが、演劇祭の本番と重なりました。

 午前中はレスリングの合同練習があって、朝からの参加は夫と私と来賓招待となっている息子です。

 開会式から始まり、ボール引き・ゲートボール・むすんでつないでに出場です。こんなに出るのと聞けば、三回位出てもらわなければ回らないのだそうです。

 高齢化なんですね、ご近所の皆さんのお顔が見えません。

 新しく越してきた方たちで、やっとこなんです。かっては優勝していたのですが、ここ何年その勢いがありません。

 息子は綱引き要員です。午後孫たちが来て、6年がリレーに出場です。

 100m13秒台で走れるようになったので・・・・・中学生や高校生の方が本当はいいのですが、運動部の大会があったりして、当日居ないのですね。

 それでも結構速く走れて、見ている私もホッとしました。

 プログラムが終わり、今年はかなりいいかなと思ったけれども、やっぱり中位程度でした。

 参加することに意味があると総括して、今年の運動会も台風一過の元盛大に開催されたのでした。

 
 この3日間上天気でしたので、畑仕事に、庭の草の片付けに飛び回りました。

 間もなく植木屋さんが入ってくれるので、その前に、花の終わったものや、シダの類まで刈り取りました。

 ようやく木の下に潜り込めるようになったのです・・・・私が・・・・苦手がいるのです。

 車の出し入れするのに、視界の邪魔になっていた懸案の木を夫が根元から伐ってくれました。

 スッキリしたのを見て、もっと早くに伐れば良かったねと夫と話したのでした。

 今年の冬の寒さと夏の暑さのせいでしょうか、紅葉の古木が枯れました。それも伐って、やっと見る度に心が痛んだ気持ちの整理が付きました。

 裏庭にある、山椒の木の1本が葉性が良くありませんので、これも伐ってもらうことにします。すぐりの木も・・・・と提案しているのです。

 木は年々大きくなりますし、体力の方は落ちていきますから、絶対量を減らすことを考えなくてはなりません。

 友人が「馬ぶどう」を800グラムも届けてくれました。今年は私が採りにいく時間がなかったので、友人が手間暇をかけてくれたのです。

 夫が畑から、地梨を採ってきてくれました。

 お客様のお庭にたわわに生っていた「棗」を昨年いただいてきたのですが、今年も採り頃とお電話をいただきました。

 大きな実の立派な棗です。採集カゴにひとついただいてきました。

 帰りに4リットル入りの35度の焼酎を3本購入してきました。けどまだ足りません。

 上記3種を漬け込みました。こんなに漬けて・・・・3年分はありそうです。

 断捨離の一環で、保存ビンをかなり処分したのが悔やまれるほどの本数が棚に並びました。

 この夏余りの暑さに手抜きした、窓拭きです。曇り空を見計らい、少しずつ拭いています。

 ガラスみがきの洗剤を使うようになって窓拭きが億劫でなくなりました。問題は枚数だけですが(笑)

 このところまだまだいろんな行事が続きます。 

 私の仕事も遅れがちです・・・・頑張らなくては!!

 それでは皆様もよい1日をお過ごしください。

                                        依田美恵子
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帰りました

2018年10月04日 | 
ご無沙汰です。

 2日の昼過ぎ、帰宅して溜まった郵便物の処理から始まり、冷蔵庫の中の食べ残りを一掃し、私は畑にカラビを採りに出かけました。

 夫は行きの飛行機から歯痛だったとかで、歯医者さんです。

 我慢強いというか・・・・・なんかとっても気の毒でした。

 幸いにも食べたり・飲んだりは出来たので旅を続けることができました。

 途中まで私に話しませんでした。慌てて旅行保険の説明書を読んだりしましたが、歯痛は該当しないのですね。

 というより現地は土曜日曜になっていましたから、夫の「大丈夫」の言葉を信じて「人の痛みは我慢が出来る」をしていました。

 一段落して会社に顔を出して、最初の電話が分譲地の契約をなさりたいというお客様でした。

 時差ボケの頭に「明日にでも」と言われて・・・・すみませんもう1日お時間をくださいと。

 書類の作成しなくちゃあ。

 そんな訳で、バタバタとした日々がまだ続いています。

 カラッポにした冷蔵庫に料理の補充です。まずは冷凍庫保存を解凍して食卓をにぎわせます。

 ちーちゃんが「ばーちゃんの野菜料理がうれしい」と言いました。

 主婦が家を空けると、その付けは確実です。

 出かける前にも、間に合わせていたのですが。


 夫が我が家の山から、山ぐるみを採ってきてくれました。

 これどうやって、外皮を剥くのでしょうね、と夫と悩んでいます。

 またまた台風25号ですね。

 24号の天気予報と被害状況をNHKワールドで見ていました。

 ホテルに入って、テレビを付けたら、わが町の当りを通過せんとしている所でした。

 夫が進路が右に行けば被害はないけれども、左に行くと危ないと予想します。

 ずっとテレビを眺めて案じていました。家に電話したら「たいしたことはありません」にようやく安堵したのでした。

 宮崎や静岡の映像がたびたび流されていました。

 被害に遭われた皆様お見舞い申し上げます。

 停電も復旧しない地域もありますのに、また台風です。

 地球規模で気候が変わってきている・・・・24号の大きな台風の目を見て確信せざるを得ませんでした。

 私たちは何かを我慢しなくてはならないのではないか・・・・今のようなおごった生活を続けていてはいけないのではないか、なんて

 非日常の日々の中で思っていました。

 言うは易しですが。

 旅の感想少し時間の余裕が出来ましたらアップしたいと思います。
                                    依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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おだやかな秋の日を浴びて

2018年10月02日 | 家事のこと
ドウダンツツジが真っ赤に色づきました。こんなにきれいな紅葉はしばらくぶりです。

 植木の数を減らせばなんて言っていた私ですが、このドウダンツツジを見ると心が揺らぎます。

 これを裏庭から前庭に移せればいいのに、なんて。ハイ、これが大変な作業なんですね。ドウダンツツジを密集して植えたら、草が生える余地がないかも・・なんて希望的観測もあったりで(笑)

 穏やかな秋の日が続くようになって、我が家の濡れ縁には、お豆が3種類、ぎんなん・さつまいも・山くるみがズラーと並んでいます。

 2階のベランダでは、干し柿の暖簾が、そしてその下には干し芋と柿の皮が乾してあります。

 会長から届いた、シイタケがあまりにもりっぱな「どんこ」だったので、一部干しシイタケにしました。

 秋の日を浴びたそれらを見ると、心豊かな気持ちになるのです。

 小学生の時読んだ少女まんがや家なき娘、そしてロビンソークルソー、そして大草原の小さな家シリーズ以来、私の中に、自給自足に対するあこがれみたいなものがあって、今も密やかに・・・・なんていうレベルではなく、ひたすら食材の備蓄を続けているのです。

 先日、昨年実った最後のペチャ豆と青ばつを使い終えました。冷凍の栗とペチャ豆のおこわを蒸かしました。

 すべてのを使い切るがモットーでもあります。

 昨年友人から頂いた赤蕪がおいしかったので、今年それも夫に作ってもらいました。漬けて40日位が食べ頃だといいますので、1回目をさっそく漬け込みました。

 野沢菜のおろ抜きも、塩漬けだとなかなか手がでませんので、こちらもカラシ漬けにして食しきりました。

 畑の物も、もう霜で終わりになります。最後のナス・ピーマン・ししとうをそれぞれに調理します。

 これからはお菜物ばかりになります。

 蕪も人参も収穫を終えました。これから大根・ネギを収穫して保存します。下旬には野沢菜漬けの季節を迎えます。

 さつまいもの細い物から、干し芋作りを始めました。天気予報を見て3日以上好天を確認してです。

 きれいで繊維がないいも干しを作るには、廃棄率を上げることだと、1回目を作って学びました。

 干し柿も姉の家の百目柿が150個届きました。本来は甘柿なのですが、この地では本当の甘柿になりませんので、干し柿にします。

 ズラーと並ぶ柿暖簾は昔から私の夢です。これを見ると本当に幸せな気持ちになれるのです。

 つい先日、昨年作った干し柿でクリームチーズを包んだのを食べ終えました。

 食べ尽くすのにも、体力と気力と食欲が必要です。

 亡き母は柿が好きでした。そのDNAは私たち兄弟、私の娘、さらにそれはちーちゃんに引き継がれています。

 あの百目柿は柿好きの母が植えてもらったものなのでしょう。

 今年も2ケ月になってしまいました。2ケ月もあるか、2ケ月しかないかと悩む日数ですが、やらねばならないことが集中します。

 何事も早めを心がけなければ。

 年賀はがきの注文の催促をいただき、あわただしくその準備が始まりました・・・・会社も自分のも。

 そうなんです・・・・私は2ケ月しかないと考えるタイプかもしれません。

 それでは皆さんこの秋の好天を楽しんでください。
                                        依田美恵子
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